日本に生息するカミキリムシはなんと800種以上。そんなカミキリムシを、ここでは写真や生態とともにご紹介しています。
ちなみに、詳しくカミキリムシが分かる実際の図鑑(本)は以下をおすすめしています。180種掲載されていて、一般書としてはおそらく一番詳しいです↓
日本のカミキリムシの種類・図鑑
※クリックすると写真が大きくなります。
名前【珍しさ(★が少ないほど珍しい)】 | 特徴・生息場所・見つけ方 |
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ルリボシカミキリ【★☆☆☆☆】 体長:15〜30mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
滅多に見かけることはない。里山や山地の土場、広葉樹の朽ち木周辺に生息。死ぬと青い色は褐色に変わるので、標本で本来の色を見ることはできない。 体の青色と触角の青色は異なる。とくに触角の青色は脆いガラスのような質感と光沢を持ち、魅了される。 ブナ、クルミ、カエデ、シラカバなどの雑木林にいる。 それらの広葉樹がの枯れ木、土場に集まる。 生息数は減少していると言われている。 昆虫ゼリーで簡単に飼える。 |
キマダラミヤマカミキリ【★★★☆☆】 体長:23~35mm 分布:本州〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
広葉樹につく大型のカミキリムシ。東京都のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている(2021年)。キマダラ(黄斑)とは、黄色の種々の色が入りまじっている様子を意味する。 |
ホタルカミキリ【★★★☆☆】 体長:8〜10mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
名前のとおり、体の配色がホタルに似ている。アジサイやブドウなどの花に集まり、山沿いの民家の庭や雑木林などで見られる。 |
ミドリカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12〜22mm 分布:本州〜九州
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【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
美しいカミキリムシ。身体は細かい光のつぶが輝く夕暮れのような金属光沢、触角と脚は濃い藍色をしている。 その色味には地域差や個体変異が認められ、屋久島では青緑色が、北海道では赤銅色が基調となる。 平地や亜高山帯の針葉樹林域まで広く生息している。 成虫は、クリの花やガマミズの花によってくる。また、広葉樹の土場にも集まる。 幼虫は椎茸のほだ木を食害することがある。
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トラカミキリ(トラフカミキリ)【★★☆☆☆】 体長:18〜30mm程度 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
トラフカミキリともいう。スズメバチに擬態している。 |
キスジトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:11〜17mm程度 分布:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
背中に八百屋の「八」の黄色文字がある。毛深い。ホストはコナラ、シラカバ、サクラ、ケヤキなど広葉樹の枯れ木。黄色い筋を背中に持つカミキリムシは、ハチに擬態しているとされる。 |
クリストフコトラカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12〜17mm程度 分布:本州、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
クリストフコトラカミキリは4月から6月、とくに早春に見かけるトラカミキリ族の仲間。クヌギやミズナラ、コナラなどの広葉樹の伐採土場や薪に集まる。背中に二つ、まるでカオナシ(ジブリの登場キャラ)の目のような模様があるので、すぐに見分けられる。 コトラというわりに小さくない。 |
キイロトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:12〜20mm程度 分布:本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
体が細かい毛に覆われており、胸部と背中にはうすい黄色に黒い線が入り込んだ模様を持つ。 幼虫は雑木林のコナラ、クヌギなどの枯れ木の中にいる。 土場や枯れ木の上にいることが多い。5月〜6月に成虫がたくさん見つかることが多い。
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キンケトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:10~14mm程度 分布:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
ケヤキ、エノキなどの土場、伐採木に集まる。 |
ウスイロトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:10〜17mm程度 分布:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
上翅の色には地域差・個体差があり、金褐色、淡褐色、暗褐色、赤褐色と多様。上翅には、インク切れを起こしたペンで書いたような途切れ途切れの細い白帯があり、それが「火」の「人」と読めなくもない。シラケトラカミキリやヤマトシロオビトラカミキリと上翅の模様が似ている。 |
クビアカトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:9〜13mm程度 分布:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
別称ムネアカトラカミキリ。クリ、ケヤキ、クヌギなど広葉樹の伐採木にいる。ブドウトラカミキリに似るが、上翅の胸部側の白帯がブドウトラカミキリではより広くなる。 |
シロトラカミキリ【★★★☆☆】 体長:10〜17mm程度 分布:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
胸部と背中に黒と白の模様があり、白部分は黄色味を帯びていることもある。ケヤキ、ブナ、アカマツなどさまざまな樹種の枯れ木や伐採木に産卵する。成虫は5月〜8月ころに見かける。 |
エグリトラカミキリ【★★★★☆】 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
エグリトラカミキリはクロトラカミキリと似ているが、お尻部分の先の両サイドが楊枝の先のようにとがっていたらエグリトラカミキリ、とがっていなかったらクロトラカミキリ。標高1000メートルくらいの亜高山帯の草の葉の裏にいる。 |
クロトラカミキリ【★★★★☆】 体長:10〜15mm前後 生息:全国 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
エグリトラカミキリと似るが、お尻部分、羽の先が爪楊枝の先のようにとがっていたらエグリトラカミキリ、とがっていなかったらクロトラカミキリと見分けられる。 桜やさくらんぼなどの土場(伐採された木が積み上げられた場所)に集まる傾向がある。 背中上側の模様が漢字の「火」に見える。 |
シラケトラカミキリ【★★★★☆】 体長:7〜12mm前後 生息:全国 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
大きさは8〜12mm。北海道から九州に分布する大きさ10mm前後の小型カミキリムシ。カエデ、ノリウツギの花に集まる。すばやく動く。 |
トゲヒゲトラカミキリ【★★★★☆】 体長:7〜12mm前後 生息:全国 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
大きさは7〜12mm。北海道から九州に分布する大きさ10mm前後の小型カミキリムシ。クリやカエデの花に集まる。すばやく動く。 |
ホソトラカミキリ【★★★★☆】 体長:6〜11mm前後 生息:全国 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
平地にも標高の高い場所にもいる。 身体が小さいので、見つけにくい。 捕まえようとすると、ゴキブリのようにすばやく歩いて逃げる。 |
ヒメスギカミキリ【★★★☆☆】 体長:7〜12mm前後 生息:全国 ![]() |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
スギ、ヒノキの害虫で、樹皮の内側に卵を産む。幼虫は樹皮付近など樹木の比較的浅い部分で食害を呈する。 脚が途中で盛り上がっていて、力持ちに見える。 ホソトラカミキリと同じく、捕まえようとすると、ゴキブリのようにすばやく歩いて逃げる。 |
アカネカミキリ【★★★☆☆】 体長:6〜9mm前後 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
ヤマブドウやフジの枯れ枝(枯れ蔦)でよく見られる。 |
アカアシオオアオカミキリ【★★★☆☆】 体長:25〜30mm前後 生息:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
美しい青の金属光沢を持つ。写真では紫色をしているが、死んだために色が変わったと思われる。 8月頃、クヌギの樹液や明かりに集まってくる。 幼虫はクヌギの木で育つ。 |
アメイロカミキリ【★★★☆☆】 体長:7〜11mm前後 生息:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
体全体が光沢のある褐色で、飴色に喩えられた。脚が長く、脚の中間部分(腿節の脛節側半分)が黒く膨らんでいるのが特徴。触角の第一節は黒い。クリの花やブナやケヤキに集まる。 |
タニグチコブヤハズカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12~18mm 生息:本州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
中部地方の亜高山帯に分布。飛ばないため、地域毎の種分化が進んだ。 |
サビカミキリ【★★★☆☆】 体長:10~27mm 生息:本州、四国、九州など |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
マツなどの針葉樹の土場や枯れ木にいる |
ツシマムナコブカミキリ【★★★☆☆】 体長:19〜23mm程度 生息:本州、四国、九州など |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
ツシマと名がつくが、本州、四国、九州などに分布する普通種 |
シナノサビカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12〜20mm 生息:本州など |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
キビキビと動くが、物陰などにおさまるとすぐにじっとする。 |
ミヤマカミキリ【★★★★☆】 体長:14〜30mm前後 生息:本州〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
国内の大型カミキリムシ。雑木林でクワガタなどを採取している時に見つけることもある大型のカミキリ。 クヌギやコナラなどの樹液を吸う。 ミヤマカミキリモドキと似る。違いは、ミヤマカミキリモドキには青い光沢があり、地面を歩く点。 |
アオスジカミキリ【★★☆☆☆】 体長:15〜35mm前後 生息:本州南部〜九州、世界にも広く分布 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
国内の大型カミキリムシ。翅鞘の肩部からお尻にかけて青緑色のすじ(青筋)が見られる。 |
クワカミキリ【★★★★☆】 体長:22〜44mm前後 生息:本州〜九州
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【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
クワやイチジクにいるカミキリ。飼育は簡単で、クワの枝を入れるだけでよい。 クワの枝にいることが多い。光にも集まる習性がある。 |
クスベニカミキリ【★★☆☆☆】 体長:15〜19mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
長野県・山梨県などの中部地方などでは普通に見られるが、東京や九州の一部の都道府県ではレッドデータブック(絶滅危惧種)に登録されている。 カミキリムシの中で飛び方に特徴があり、上翅を上に上げずに、脇から内側の羽を出して飛ぶため、器用に飛ぶ。 前胸背板が赤い個体がほとんどだが、黒い個体もまれにいる。 |
ヘリグロベニカミキリ【★★★☆☆】 体長:14〜19mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
カエデ、イタヤカエデ、アジサイなどの花や葉にいる。里山、雑木林の多い地域にある家なら庭で見つけることも多い。 |
ベニカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12~17mm 生息:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
紅はくれない、このカミキリはたしかに見事な紅。 前胸背板(ぜんきょうはいばん)には5つの黒紋があり、その大きさは個体や地域で大きかったり小さかったりと多様性がある。その模様を眺めていると、エドヴァルド・ムンクが描きそうな絵に見えてこなくもない。上翅に一対の黒斑が現れる個体もいる。 |
チャイロホソヒラタカミキリ【★★★☆☆】 体長:8~15mm 生息:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】カミキリムシ科/カミキリ亜科
すばしこく動くカミキリムシ。平地や山地に生息し、コナラやミズナラなどの広葉樹を宿主とする。もともとクビアカルリヒラタカミキリの名前だったが、同種で黄褐色タイプがいることが分かり、チャイロホソヒラタカミキリに名前が変わった。 |
ゴマダラカミキリ【★★★★☆】 体長:25〜35mm程度 分布:全国 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
いろいろな木の皮(樹皮)を食べる。その種類の幅が広いことで有名。クワ科の植物以外にも、クリ、ヤナギ、シラカバ、ミカンの樹皮などを食べる。 幼虫は果樹や街路樹の中に1〜2cmほどの道を作り、これが原因で枯れたりする。ミカン栽培では害虫として駆除される。 上記の植物や昆虫ゼリーなどで比較的容易に飼える。 |
シラフヒゲナガカミキリ【★★★★☆】 体長:20〜28mm程度 分布:本州・四国 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
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ヒゲナガカミキリ【★★★★☆】 体長:27〜48mm 分布:北海道・本州・四国・九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
オスは10センチと非常に長い触角がある。オス、メスとも、胸部側面の突起と小楯板が白色(淡黄色)であるため、同定しやすい。山地帯から亜高山帯、モミやツガ、トウヒなど自生する針葉樹林に生息する。 |
ビロウドカミキリ【★★★★☆】 体長:13〜24mm 分布:北海道・本州・四国・九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
エノキなど広葉樹の朽ち木などで育つカミキリムシ。 |
ニセビロウドカミキリ【★★★★☆】 体長:11〜26mm 分布:北海道・本州・四国・九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
チャイロヒゲビロウドカミキリは体長16-28mmのカミキリムシ。北海道から九州州に分布。ウメ、ノリウツギ、クサギ、ヤマウルシなどをホストとする。 |
キクスイカミキリ【★★★☆☆】 体長:6〜9mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
全体的に黒色だが前胸部に赤い斑点が一つある。キクスイカミキリはキク科全般に産卵するため害虫になる場合もある。産卵時、ホストの茎の維管束を切断するため、花部分はそのまま枯れてしまうので栽培農家を困らせる。 |
ソボリンゴカミキリ【★★★☆☆】 体長:17〜22mm前後 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
ゴマダラカミキリ宿主(ホスト)はシャクナゲやツツジ。リンゴカミキリに酷似。本種の見分け方は、①上翅付け根の黄色模様が縁までいっていない(縁が黒い)、②上翅の中央部でのくびれがある、など。 |
ハイイロヤハズカミキリ【★★★☆☆】 体長:12〜20mm 分布:本州〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
マダケ、ネザサなどのイネ科がホスト。体色は灰色で細かい毛に覆われている。上翅の先端が尖り、それがまるで矢筈(やはず、矢の一番後ろの、弓の弦をひっかけるところ)に似ていることからヤハズという名前に。竹や笹に卵を産む。 |
ヤツメカミキリ【★★★☆☆】 体長:12〜20mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
黒い紋が上翅の縁に8つ並ぶ。北海道、本州、四国、九州に分布。体長は13~19mm。ソメイヨシノ、ヤマザクラなどサクラの葉にいることが多く、成虫は葉を食べる。メスはその土場や伐採木、枯れ木に噛み跡をつけて産卵する。 |
センノキカミキリ(センノカミキリ)【★★★☆☆】 体長:15〜40mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
フトカミキリの仲間。 全体的に黒褐色で、部分的に白っぽい部分、黒っぽい部分が分かれる。オスの触角が体長の2倍程度と長い。 センノキカミキリ、クロセンノキカミキリ、アマミセンノキカミキリと国内に3亜種がいる。 |
ナガゴマフカミキリ【★★★☆☆】 体長:13〜22mm前後 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
樹皮や落ち葉の模様に擬態しているが、緑色の葉の上にいることも多いため見つけやすい。赤いダニがたくさんついていることがある。 |
ヒゲナガモモブトカミキリ【★★★☆☆】 体長:9〜14mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
マツ科針葉樹がホスト。雑木林や山地の土場などに集まる。 マツやモミを食害するため、林業の害虫。 |
カタシロゴマフカミキリ【★★★☆☆】 体長:10〜17mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
各種広葉樹やモミなどの針葉樹がホスト。雑木林や山地の枯れ木や土場に集まる。 白と黒と茶色を交えた背中の複雑な模様は、幅広い樹木の樹皮に擬態できるようである。 |
ヒメヒゲナガカミキリ【★★☆☆☆】 体長:9〜18mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
触角が長い。触角は先端に向かうほど青みがかったグラデーションを帯びが、個体差がある。上翅の中央部に少し大きめな白斑を持つが地域差があり、明瞭な帯のようになっている個体もいる。関東、中部の場合は明瞭な帯にはならない? |
セミスジコブヒゲカミキリ【★★☆☆☆】 体長:10〜18mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
触角が長く、小さめのカミキリムシ。モミ、コナラなど針葉樹、広葉樹をホストとする。 |
シロオビチビカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6〜10mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
北海道〜九州に分布。上翅後方に白帯状の斑紋あり。ブナ、オニグルミ、クリ、ヤマウルシ、フジなど広く広葉樹をホストする。 |
ナカジロサビカミキリ【★★☆☆☆】 体長:7〜10mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
北海道〜九州に分布。上翅中央(やや前方寄り)に白い帯状の斑紋あり(ただし、個体差や地域差あり)。小楯板(上翅の会合部胸部側の三角部分)が白く縁取られる。 |
シラオビゴマフケシカミキリ【★★★★☆】 体長:5〜9mm前後 分布:全国 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
太い毛がまばらに上翅や触角に生えている。一般種。ミズナラ、カエデなど広範な広葉樹の立ち枯れなどで見つかる。 |
マルモンサビカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6~9mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
北海道〜九州に分布。上翅後方に白色の丸い紋が一対あり、その紋に寄り添うように黒色紋がある。クリ、エノキなど広葉樹をホストとする。枯れ枝に、触角をたたんでじっとしていることも多い。 |
ゴイシモモブトカミキリ【★★★☆☆】 体長:6〜9mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
碁石を配したような柄が特徴。 |
キッコウモンケシカミキリ【★★★☆☆】 体長:4〜6mm 分布:北海道〜本州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
亀甲の紋が上翅に見られるため、この名がついた。指先にも満たない、とても小さなカミキリムシ。 |
トゲバカミキリ【★★★☆☆】 体長:8〜15mm 分布:北海道〜本州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
オスの上翅前方には1対の小さいトゲがあり、これがトゲバカミキリの名前の由来。用途は不明。メスにはトゲが見られないのは、交尾時のオスへの配慮だろうか。 |
クモガタケシカミキリ【★★★☆☆】 体長:4~6mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
太い毛が体や触覚から等間隔に生えている。上翅の後方先端側が白っぽい。里山や低山の広葉樹林に生息。コナラやクリなどの枯れ木にいる。 |
キモンカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6〜10mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
キモンという由来は「黄紋」。上翅に列をなす黄色い紋が特徴。胸部体側にも一対の黄紋が見られる。 比較的標高の高い場所にある伐採木や枯れ枝などで見られ、トチノキ、オニグルミなどを宿主とする。 見かけるのはまれ。 |
ヨツキボシカミキリ【★★★☆☆】 体長:8〜11mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
筆で黄色い線を引いたような模様。山地や市街地で見られる。人の気配を敏感に察知し、落下したり飛翔する。ヌルデ、ヤマウルシ、ネムノキなどの木にいる。ヌルデの葉の葉脈が食痕で褐色に変色していたら、ヨツキボシカミキリが近くにいるかもしれない。 |
ハンノアオカミキリ【★★★☆☆】 体長:11-17mm 分布:北海道〜本州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
6〜8月にサクラ、トチノキなど広葉樹の土場などで見られる。葉脈を食べる特徴がある。 |
ラミーカミキリ【★★★☆☆】 体長:10-20mm 分布:関東以西 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
移入種。5月〜8月に見かける。ホストはムクゲ、イラクサ科、カラムシなど。幼虫もカラムシなどの茎の中に入る。 |
ゴマフカミキリ【★★☆☆☆】 体長:10〜14mm前後 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
ナガゴマフカミキリと似ているが、本種は赤褐色の斑点があることで区別できる。樹皮や落ち葉の模様に擬態している。 |
シロオビゴマフカミキリ【★★★☆☆】 体長:6~11mm 分布:本州・四国・九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
クワ、ケヤキ、オニグルミ、フジ、モミ、アカマツ、カラマツの枯れ木や伐採地で見られる。 シロオビの中には小さい黒点が思うままに散りばめられ、それは左右で対をなしておらず、ランダムな配置。虫の美しさはなにも金属光沢だけではない、そう気づかせてくれる不思議な模様である。 |
サビカミキリ【★★★☆☆】 体長:10〜28mm前後 生息:本州以南
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【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
平地の雑木林や森、1500メートル以上の亜高山帯にも生息する。 オオクロカミキリに似るが、色味やはねのスジの鮮明さで区別できる。 灯りに集まる。 ムナクボカミキリとも。 |
トガリシロオビサビカミキリ【★★★☆☆】 体長:12~17mm。 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
ブナやクリ、フジ、クワ、モミ、カラマツ、スギなど、広葉樹・針葉樹問わず幅広い樹種をホストとする。 |
アトモンサビカミキリ【★★★☆☆】 体長:7〜10mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
ブナやクリ、フジ、クワ、モミ、カラマツ、スギなど、広葉樹・針葉樹問わず幅広い樹種をホストとする。 |
キボシカミキリ【★★★★☆】 体長:14〜30mm前後 生息:本州〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
クワやイチジクの害虫。 飼いやすい。クワやイチジクの葉を入れればよく食べる。とくにクワをよく食べる。 |
クリサビカミキリ【★★★★☆】 体長:6-9mm 生息:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
アトジロサビカミキリと似ている。 白い模様が終わってお尻先端側が黒っぽく、白の模様が目立つ。また、はねのお尻側先端の輪郭が丸い。アトジロサビはここが尖っている。 クリ、ミズナラなどに生息する。 |
ワモンサビカミキリ【★★★★☆】 体長:11~15mm 生息:本州〜沖縄 ![]() |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
クズ、フジ、コナラ、クワ、エノキ、イチジクなど広い範囲の広葉樹を好む。上翅には白と褐色の濃淡模様がある。ワモンの由来は環紋ないし輪紋? |
アトジロサビカミキリ【★★★★☆】 体長:7〜10mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
クリサビカミキリと似ている。 白い模様が終わってお尻の先側が白っぽく、白の斑点がグラデーションのようになる。また、はねのお尻側先端の輪郭が尖っている。 雑木林やフジ、ツル植物で見つけることができる。 |
タテジマカミキリ【★★★☆☆】 体長:17~24mm 生息:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
触角を前方に綺麗に出して枝に擬態する。 |
ネジロカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6-8mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
神奈川県では絶滅危惧種。 |
ヒシカミキリ【★★☆☆☆】 体長:3〜5mm 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
極小サイズのカミキリムシ。 |
ベニバハナカミキリ【★☆☆☆☆】 体長:8~14mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
都道府県によってはレッドリストに掲載。 上翅は東日本の個体で鈍い紅色、西日本の個体では黒色に近くなる。イロハカエデ、ケヤキ、ムクノキなどの広葉樹の木の幹の洞に穿孔し繁殖する生態を持つ(樹洞性)。 |
キヌツヤハナカミキリ【★★★☆☆】 体長:12〜17mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
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カラカネハナカミキリ【★★★☆☆】 体長:8〜15mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
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アカハナカミキリ【★★★★☆】 体長:12〜22mm前後 分布:本州〜沖縄
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【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
アジサイ科の花などに集まる。土場(伐採木や枯れ木が積んでアル場所)にもいる。 アジサイの花粉を食べる。 幼虫はマツ、クヌギなどの枯れ木にいる。 |
アカハナカミキリ(胸部黒色個体)【★★★★☆】 体長:12〜22mm前後 分布:本州〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
アジサイ科の花などに集まる。土場(伐採木や枯れ木が積んでアル場所)にもいる。 アジサイの花粉を食べる。 幼虫はマツ、クヌギなどの枯れ木にいる。 |
ツヤケシハナカミキリ(赤色個体)【★★★★☆】 体長:8〜12mm前後 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
黒色、ないしくすんだ赤色の上翅に黒色の胸部、ハナカミキリらしく機敏に動き回るカミキリムシ。 アカマツやカラマツなどを主体とした森林・山地の、ノリウツギやクリの花を探せば見つかる。 |
ハネビロハナカミキリ【★★★★☆】 体長:15〜20mm前後 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
、6~8月に見られ、北海道から九州にかけて分布。脚の先や触角が褐色で、クリ、センノキ、コナラ、ブナ、シラカシなどの広葉樹をホストとする。 |
ヨツスジハナカミキリ【★★★☆☆】 体長:12〜22mm前後 分布:日本全土 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
ウツギなどの花の上にいることが多い。アカマツやモミなどの針葉樹、コナラ、オニグルミなどの広葉樹の林の朽ち木や土場(伐採木を積んだ場所)で幼虫は育つ。 |
マルガタハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:10〜16mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
高原にいるカミキリ。シシウドの花などに集まる。 |
ヤツボシハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12〜17mm 分布:北海道〜本州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
低山から亜高山にいるカミキリ。シシウドの花などに集まる。斑紋変異が激しく、斑紋が完全な個体と斑紋が消失した無紋タイプはおおよそ同種とは思えないほどである |
フタスジハナカミキリ【★★★☆☆】 体長:14〜20mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
高原にいるカミキリ。ノリウツギの花などに集まる。 |
オオヨツスジハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:20〜31mm前後 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
背中にオレンジと黒の横筋の模様がある。黒の面積が地方によっては大きくなり、模様は地域差が大きい。胸が黒い個体、赤い個体がある。写真は胸が赤い個体。 幼虫は針葉樹を食べ、成虫は花に飛んでくる。 |
フタコブルリハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:17〜25mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
上翅は瑠璃色は光加減で美しく輝き始める。個体差、地域差で、上翅が黒色や暗い藍色の場合もある。上翅の両肩に、フタコブが認められる。 |
ミヤマクロハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:9〜14mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
クロルリハナカミキリに似るが、後肢の第1節の長さ(①)が、第2節と第3節を足した長さ(②)とほぼ同じになるのがミヤマクロハナカミキリ。明らかに①>②となれば、クロルリハナカミキリ。 |
ヤマトキモンハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:9〜11mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
背中の黄色い紋には地域差がある。 |
チャボハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:5〜7mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
春、クリの木の花や葉の上で見かけることが多い。ホストはよく分かっていないが、里山、低山の針葉樹や広葉樹の朽ち木と予想される。 |
ニンフホソハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:9〜13mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
5〜8月にかけノリウツギやクリの花などに集まる。ブナなど広葉樹の朽ち木に産卵する。 タテジマホソハナカミキリに似るが、ニンフホソハナカミキリの方がより体がほっそりしていて、触角が2.5節分白い(タテジマホソハナカミキリはほぼ2節分白い)。 |
ホンドアオバホソハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:10〜15mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
5〜8月にかけノリウツギやリョウブの花などに集まる。ブナなど広葉樹に産卵する。ほのかに銅色に輝き、上翅に密に生えた白い毛がその光沢を柔らかくする。 |
ニョウホウホソハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:8〜12mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
5〜8月にかけノリウツギやシシウドなどの花に集まる。 |
セスジヒメハナカミキリ【★★★☆☆】 体長:5〜8mm 分布:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科/ヒメハナカミキリ属(Pidonia属)
ピドニアの一種。ピドニアとは。その「多様性」、「模様の繊細さ」、「同定の難しさ」から愛好家に人気のカミキリムシ属。5〜6月にかけノリウツギやミズキなどの花に集まる。 |
ヨコモンヒメハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6.5〜9mm 分布:本州(標高の高い場所) |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科/ヒメハナカミキリ属(Pidonia属)
ピドニアの一種。ピドニアとは。その「多様性」、「模様の繊細さ」、「同定の難しさ」から愛好家に人気のカミキリムシ属。5〜8月にかけノリウツギやシシウドなどの花に集まる。 カグヤヒメハナカミキリ(旧称ニセヨコモンヒメハナカミキリ)が酷似するが、生息場所で区別可能。本種は亜高山帯に生息。 |
オオヒメハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:9~14mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科/ヒメハナカミキリ属(Pidonia属)
大きさは9~14mmでピドニアとしては大きめ。ノリウツギ、シシウド、アジサイなどの花粉を食べる |
チャイロヒメハナカミキリ【★★☆☆☆】 体長:6~9mm 分布:本州〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科/ヒメハナカミキリ属(Pidonia属)
上翅は淡黄色のビロードのようで美しい。ノリウツギ、ショウマなどの花の花粉や蜜を食べる |
ウスバカミキリ【★★☆☆☆】 体長:30〜60mm前後 生息:全国
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【分類】カミキリムシ科/ノコギリカミキリ亜科
大型のカミキリムシ。メスでは60mm程度の個体もいる。 ミヤマカミキリと似ているが、はねにスジがあることで見分けられる。 夜行性で灯りに飛んでくる。昼間はクヌギ木の穴や幹の表面にじっとしている。 捕まえても鳴かない。 はねは薄く、光に透き通るため、ウスバという名前が付いたと言われる。
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ノコギリカミキリ【★★★★☆】 体長:25〜48mm前後 生息:北海道〜九州 |
【分類】カミキリムシ科/ノコギリカミキリ亜科
国内の大型カミキリムシ。夜行性で灯りに飛んでくる。昼間は葉の間などで休んでいる。 捕まえると、キーキーと鳴く。 似ている種に、ニセノコギリカミキリがいる。ニセノコギリカミキリの方が全身のつやが少なく、メスは触角の先の二節分が癒合している。 |
クロカミキリ【★★☆☆☆】 体長:12〜25mm前後 生息:北海道〜沖縄 |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
アゴが大きいので、クワガタのように見える。 マツなどの針葉樹の土場にいる。 |
オオクロカミキリ【★☆☆☆☆】 体長:15〜30mm前後 生息:全国 |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
平地の雑木林や森、亜高山帯で見つかる 胸部の頭頂にくぼみ(陥没部)がある。 サビカミキリに似るが、大きさや胸部の陥没の有無、色味やはねのスジの鮮明さで区別できる。 |
オオマルクビヒラタカミキリ【★★★☆☆】 体長:10〜20mm前後 生息:北海道、本州、四国 |
【分類】カミキリムシ科/クロカミキリ亜科
マツなどの針葉樹の土場にいる。扁平した体と短い触角のため、コクワガタのように見える。 アカマツ、唐松、クロマツなど広く針葉樹をホストとし、針葉樹林内やその土場などで見られる山地、平野に見られる 横から見れば体が平たく、その名の由来がよく分かる。 上翅が黒色タイプと褐色タイプが見られる。 似ている種にヒメマルクビヒラタカミキリがいる。 |
ホソカミキリ【★★★☆☆】 体長:20~30mm 生息:北海道、本州、四国、九州 |
【分類】ホソカミキリムシ科/ホソカミキリ属
触覚が長く、上翅はお尻に向かうほど細くなる。マツなどの枯れ木や土場で見られる。国内に生息するホソカミキリ属は本種のみで一属一種。 |