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クモマハナカミキリは標高の高い地域に生息する在来のカミキリムシ。
発見記録
本種狙いで山梨県北部の標高の高い山域へ。車でいける国内有数の高山エリアのため、地元から発っても時間がかかる。さらに虫屋は寄り道しがち。登りの林道の道すがら、アブラチャンを掬ってヒゲナガヒメルリカミキリを得て、クリの花を掬ってヤマトキモンハナカミキリを得た。
標高も上がり、気づくと昼過ぎ。朝作ってきたお弁当を車内で食べようと袋から取り出すと・・・箸がない!そこで枝を箸にするとこにした。毒がない木、かぶれない木にしたいとな、とつぶやきながら辺りを歩くと、ミズナラ発見。というか、辺り一帯ミズナラ林。ミズナラならウイスキーの樽の材料にも使われてるわけだし安全だろうと、枝を少し拝借。樹皮を剥いて箸とした(2人分)。水分が多くて、よくしなり、食べづらかった。
お弁当を食べた後も、林道沿いに見かけた花を掬いながら、さらに標高を上げていく。その間、いろいろな種のピドニアが入るが、初見は入らない。いよいよ目的地に近づいたころ、ひときわ多くの虫が舞うナナカマドの花を見つけた。ここに狙いを定め、何度か掬うと網の中に初見のピドニアに混じった。目的のクモマハナカミキリだ。それも4匹も。そのうちの3匹を選び、残りは逃がした。
ここまで標高を上げてやっと採れたとなると、日本でも生息分布はかなり限られるのではないか?

生態情報
| 学名 | Evodinus borealis | ||
| 分類 | カミキリムシ科ハナカミキリ亜科 | ||
| 大きさ | 体長13mm | ||
| 分布 | 北海道、本州 | ||
| 成虫が見られる時期 | 6~9月 | ||
| 特徴、生態 | ホストの植物は不明。生態もよく分かっていない。 ナナカマドの花に飛来する。 標高の高い山岳地帯に生息する。名前の由来は、晴れて雲の切れ間から光が射すと活動する様子からか、雲が出やすいような標高の高い場所にいるからか。そのネーミング、いいなあ。 上翅の模様は個体差が認められる。 |


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