【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科/キクスイカミキリ属
【見かける頻度】★★★☆☆
【体長】6~9mm
【見かける時期】春から夏。5〜8月
【生息地】北海道・本州・四国・九州
【見かける頻度】★★★☆☆
【体長】6~9mm
【見かける時期】春から夏。5〜8月
【生息地】北海道・本州・四国・九州
キクスイカミキリの特徴・生態
体色は全体的に黒色だが前胸部には赤い斑点が一つあるので見分けは容易。
キクスイカミキリはキク科全般に産卵する生態を持つ(ヨモギもキク科の植物)。カミキリムシには種ごとに好きな木、草が決まっているが、キクの草を好きなカミキリもちゃんといると知ると虫の進化はやはり面白く感じる。
キクスイカミキリは害虫
キクスイカミキリはキクやヨモギに付く害虫として、キク栽培農家などには知られる。産卵時、ホストの茎の維管束を切断するため、それより上の茎が垂れて、そのまま枯れる。ラウンドアップ(除草剤)で枯れている草の様子と似ている。その様子を見て、栽培農家はすぐにこの原因がキクスイカミキリによるものであると分かるという。
キクスイカミキリの名前の由来
漢字では「菊吸」と書く。キクを吸うため、キクスイという名がついたと思われる。
キクスイカミキリの写真