【分類】カミキリムシ科/フトカミキリ亜科/ゴマフカミキリ属
【見かける頻度】★★★☆☆
【体長】6~11mm
【見かける時期】春から夏。5〜8月
【生息地】本州・四国・九州
【見かける頻度】★★★☆☆
【体長】6~11mm
【見かける時期】春から夏。5〜8月
【生息地】本州・四国・九州
シロオビゴマフカミキリの特徴・生態
カミキリムシにはそれぞれの種ごとに宿主(お好きな木)がある。このカミキリムシのそれは、クワ、ケヤキ、オニグルミ、フジ、モミ、アカマツなど。また今となっては少なくなったカラマツにも好む。これらの樹種の枯れ木や伐採地で見られることが多い。
前翅(上翅)の中央部から両サイドにかけて名前の由来でもあるシロオビ(白帯)が現れ、そこには髭(ひげ)のような質感が見受けられる。また、シロオビの中には小さい黒点が思うままに散りばめられ、それは左右で対をなしていない、ランダムな配置である。よく見れば、白と黒とさらに茶色の行き当たりばったりの模様が上翅と前胸背板(ぜんきょうはいばん)に広がっている。虫の美しさはなにも金属光沢だけではない、そう気づかせてくれる不思議な模様である。
クワサビカミキリに似るが、シロオビゴマフカミキリの方がシロオビがやや前方にあり、帯も太いことで区別できる。
シロオビゴマフカミキリの写真