見かける頻度
★★☆☆☆
分類
コウチュウ目/カミキリムシ科/フトカミキリ亜科
大きさ
9〜18mm(体長)
分布
北海道〜九州
特徴
触角がとても長い小さめのカミキリムシ。体全体はまだらの黒褐色で木肌模様を模していると思われる。
オスの触角の長く、ゆうに体の二倍以上ある。触角は先端に向かうほど、青みがかったグラデーションを帯び、ルリボシカミキリのそれを彷彿とさせる(とはいえ、ルリボシカミキリの青の鮮やかさには到底及ばない)。
上翅の中央部に少し大きめな白斑を持つが、地域差が大きく、明瞭な帯のようになっている個体もいれば、本個体のように帯とは言えない斑紋にとどまる場合もある。関東、中部の場合、明瞭な帯にはならないようである。
シロオビヒメヒゲナガカミキリやキマダラヒメヒゲナガカミキリに似る。
生態
広葉樹の伐採木や土場で見られる(成虫)。薪の周辺や桜を伐採したあとその周辺で見かけることがある。
写真
日本に800種以上生息すると言われるカミキリムシ。ここではカミキリムシの種類を図鑑でご紹介しています。身近にみられるカミキリムシはほぼ網羅しています。写真をクリ…
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