【分類】カミキリムシ科/ベニカミキリ族/ベニカミキリ属
【見かける頻度】★★☆☆☆
【体長】12~17mm
【見かける時期】春から初夏。4〜6月
【生息地】北海道、本州、四国、九州
【見かける頻度】★★☆☆☆
【体長】12~17mm
【見かける時期】春から初夏。4〜6月
【生息地】北海道、本州、四国、九州
ベニカミキリの特徴・生態
名のごとく、紅色のカミキリ。紅はくれない、「口紅」の言葉にも使われるように「鮮やかな赤色」を意味するが、このカミキリはたしかに見事な紅。
前胸背板(ぜんきょうはいばん)には5つの黒紋があり、その大きさは個体や地域で大きかったり小さかったりと多様性がある。その模様を眺めていると、エドヴァルド・ムンクが描きそうな絵に見えてこなくもない。同じく前胸背板の両側には後方に向いた突起がある。上翅に一対の黒斑が現れる個体もいる(写真の個体もそれにあたる)。
成虫はコナラ、クリなどの花に集まり、花粉や花蜜を食べる。また、竹(モウソウチク、ハチク、マダケなど)の付近に多く見られ幼虫はタケの中で生育する。
ベニカミキリの写真