学名Palimna liturata。北海道、本州、四国、九州に分布。体長は11〜24mm。
ホストはブナ、ミズナラ、コナラ、イヌシデ、アカシデ、カエデなどの広葉樹。ブナ林を歩いていて、見つかることがある。
触覚が長く、白と黒のいわゆるごまふ(胡麻斑)模様。ごまふとは、ごまを振ったようなまだらで不定形な模様。ゴマフアザラシ、ゴマフガムシなどゴマフの名を冠した生物がいくつかいることから、生物が行き着く模様の一つかもしれない。
なかなか見つけられなかったカミキリをついに見つけたときの光景はずっと忘れない。筆者にとって、ヒゲナガゴマフカミキリとの出会いもその一つだった。