上翅は退化し短く、後翅が見えている。ヒメバチと似るが、擬態と思われる。
カミキリムシファンはその学名から「ギガン」「ギガンティア」と呼び、憧れる。
点在して生息するが、その生息地は減少しているため、希少種。大きなクワの木のある地域で見つかることがあるが、極めて稀。実際、多くの都道府県で絶滅危惧種に指定されている。
青森 | 希少野生生物 (Cランク) |
岩手 | Bランク |
山形 | 絶滅危惧ⅠB類 (EN) |
栃木 | 絶滅危惧Ⅱ類 (Bランク) |
群馬 | 絶滅危惧Ⅱ類 (VU) |
埼玉 | 準絶滅危惧 (NT1) |
東京 | 準絶滅危惧 (NT) |
石川 | 絶滅危惧Ⅱ類 (VU) |
福井 | 要注目 |
山梨 | 絶滅危惧種ⅠA類 (CR) |
長野 | 準絶滅危惧 (NT) |
岐阜 | 絶滅危惧Ⅱ類 |
兵庫 | Bランク |
奈良 | 希少種 |
福岡 | 情報不足 (DD) |
大分 | 情報不足 (DD) |
宮崎 | 情報不足 (DD-1,2) |
分類
カミキリムシ科/ホソコバネカミキリ亜科
学名
Necydalis gigantea
大きさ
体長15〜35mm前後
分布
北海道、本州、四国、九州
寄生植物
ケヤキ、クワ、ヤマグワがホスト。幼虫は生木ではなく枯死した木で育つ。
写真
なし