トビイロシワアリの分類
アリ科/フタフシアリ亜科/シワアリ属
トビイロシワアリの大きさ
働きアリ:2.5mm 女王アリ:7〜8mm
トビイロシワアリを見かける頻度
★★★★★
トビイロシワアリを見かける時期
3〜12月(冬は地下30cm以下で冬眠)
トビイロシワアリの分布
北海道〜九州
トビイロシワアリの生態・特徴
広く一般的に見られる小さな黒いアリで、石の下に巣があってそれが小さなアリであればトビイロシワアリであることが多い。石の裏面に沿って広い空間を作る習性がある。
草地や公園の根元や民家の庭の石に営巣。ときに、数十万の大きな巣になる。また、何十年も同じ場所の巣を成長させる。
巣の入り口がフジツボのような土の盛り上がりとなるのが特徴なので、巣を見ただけでトビイロシワアリだと分かる。
雑食性。虫、肉、花、果樹などなんでも食べる。
アブラムシを守ったりはしない。
他の種のアリと遭遇してもとくに慌てないでマイペースに歩き続ける。
好犠性昆虫であるアリヅカコウロギが巣に共生している。