アリ図鑑

アリ図鑑
2020/06/14

アリの種類・図鑑

身近なアリだが、種類は実に豊富。

 

名前【見かける頻度(★が少ないほど珍しい)】 特徴・生息場所・見つけ方
トゲアリ
トゲアリ

トゲアリ

★★☆☆☆絶滅危惧種

【分類】ヤマアリ亜科/トゲアリ属
【サイズ】7〜8mm(働きアリ)、12mm(女王アリ)
【分布】本州〜九州
森などに古くから生える広葉樹に住む。アリの中で最もカッコいいという虫ファンも多い。環境省レッドリストにて『絶滅危惧Ⅱ類』に指定されている絶滅危惧種。
ムネアカオオアリ  
ムネアカオオアリ

ムネアカオオアリ

★★☆☆☆

【分類】ヤマアリ亜科/オオアリ属/オオアリ亜属
【大きさ】8〜12mm(働きアリ)、16mm(女王アリ)
【見かける時期】5〜10月
【分布】北海道〜九州
噛まれることはあるが毒はない。アブラムシと共生関係を築く。クヌギの森や朽ち木の多い場所にいる。トゲアリにより巣を乗っ取られることがある。
ミカドオオアリ  
ミカドオオアリ

ミカドオオアリ

★★☆☆☆

【分類】アリ科/ヤマアリ亜科/オオアリ属/ミカドオオアリ亜属
【大きさ】8〜11mm(働きアリ)、15mm(女王アリ)
【見かける時期】5〜10月
【分布】北海道〜九州
ファンも多く、販売もされる。夜行性だが昼間も歩いている姿を見かける。森林や林縁部の枯れ枝(竹や枯れ枝など)の内に営巣。
アシナガアリ  
アシナガアリ

 

 

アシナガアリ

★★★★☆

【分類】フタフシアリ亜科/アシナガアリ属
【大きさ】働きアリ:5〜8mm 女王アリ:10mm
【見かける時期】3〜11月
【分布】北海道〜九州
田舎の公園や河川沿い、コケが生えている湿った階段などにいる。クロナガアリに似るが、頭の形が細長いため区別できる(働きアリ)。
トビイロシワアリ  
トビイロシワアリ
トビイロシワアリ  
トビイロシワアリ
トビイロシワアリの巣で暮らし、攻撃も受けないアリヅカコオロギ  
アリヅカコオロギ

 

トビイロシワアリ

★★★★★

【分類】フタフシアリ亜科/シワアリ属
【大きさ】働きアリ:2.5mm 女王アリ:7〜8mm
【見かける時期】3〜12月
【分布】北海道〜九州
広く一般的に見られる小さな黒いアリ。石をひっくり返して下に小さな黒いアリの巣があれば、本種であることが多い。巣の入り口に砂粒で丘を作る。何十年も同じ場所の巣を成長させ、何十万匹の集団になることもある。
  
テラニシシリアゲアリ

テラニシシリアゲアリ

★★★★☆

【分類】フタフシアリ亜科/シリアゲアリ属/シリアゲアリ亜属
【大きさ】働きアリ:2〜4mm、女王:6mm
【見かける時期】4〜12月
【分布】本州〜沖縄
シリアゲアリ属の一種。敵に出くわすと、お尻を高くあげて威嚇、お尻の先に毒針から毒液を飛び散らせる。
  
ヒメアリ

ヒメアリ

★★★★☆

【分類】フタフシアリ亜科/ヒメアリ属
【大きさ】働きアリ:1.5mm
【分布】本州〜沖縄
シリアゲアリ属の一種。お尻が黒い。小型のアリの中でもとくに小さなアリ。
ウロコアリ  
ウロコアリ

ウロコアリ

★★★★☆

【分類】フタフシアリ亜科/ウロコアリ属 【大きさ】2~3mm程度 【分布】本州〜九州
森の落ち葉の下などに生息する小型のアリ。大あごがクワガタのような形。土壌中のトビムシという微少節足動物だけを食べる。大あごはトビムシを捕らえるのに特化。

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スモールズー

スモールズー

中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。