コウチュウ目/テントウムシ科/テントウムシ亜科/テントウムシ族/ムーアシロホシテントウ
見かける頻度
★★☆☆☆
サイズ
4-5mm
分布
北海道〜九州
ムーアシロホシテントウの特徴・生態
全国に広く分布するが市街地で見かけることは少ない。林や寺社仏閣の境内、公園などでケヤキなどの広葉樹で見つけることができる。アブラムシ類を食べる肉食である。
冬は成虫で木の皮の裏や地面の枯葉の下で単独越冬。春先、4月~8月に見かけるようになる。
上翅の白い斑点(丸い模様)は付け根からお尻へかけて、4個、4個、4個、2個と4列並ぶ(計14個)。ただし、翅付け根側の4つのうち両側二つは個体により薄く小さい場合もある。特徴として、背中の頭頂部を避けるように弓なりに斑点が配置される。
シロホシテントウとそっくりだが、シロホシテントウはカビクイテントウ族であるのに対し、ムーアシロホシテントウはテントウムシ族と族が異なるから、進化というのは不思議である。
ムーアシロホシテントウの写真