クロホシタマムシはとても綺麗な色をした、やや小型のタマムシです。まるで熱帯にいる昆虫のように色鮮やかですが、本種は本州から九州にかけて普通に生息します。大きさは10mm前後です。
分類
コウチュウ目/タマムシ科/クロホシタマムシ属
生態・区別
・ミドリからオレンジへグラデーションで変わる金属光沢を持ち、さらに濃い青色(藍色)の斑紋が無数にあるタマムシです。一般的に知られるタマムシ(ヤマトタマムシ)よりも少し小さいタマムシです。
・幼虫は栗や楢(なら)の木に入って育ちます。
・よく似ている仲間に「マスダクロホシタマムシ」がいますが、違いは2点、「藍色斑紋がクロホシタマムシの方が多い」、「小楯板がクロホシタマムシは台形、マスダクロホシタマムシはハート型」(下図)です。
![クロホシタマムシとマスダクロホシタマムシの違い](https://smallzoo.net/wp-content/uploads/53049a1e9e5baabf975de261ad2bda7b-800x408.jpg)
・動きは俊敏です。
大きさ
6〜13mm
分布
本州・四国・九州
見られる時期
5〜8月
![クロホシタマムシの顔](https://smallzoo.net/wp-content/uploads/60ae826cb0790edd63efc3eafd04f2e6-600x400.jpeg)
![クロホシタマムシ](https://smallzoo.net/wp-content/uploads/0821c1259bdb9b9397383b52cc934a30-600x400.jpeg)
![クロホシタマムシ](https://smallzoo.net/wp-content/uploads/150f610b8b27b8563ec14774f80e58d0-600x400.jpeg)