コエゾゼミ

コエゾゼミ
2021/08/19
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コエゾゼミは全長48-54mm、エゾゼミやクマゼミと近縁。

目が赤く、背中にイカリのような茶色のマークがある。翅は透明で黒い仕切り線が見られる。

北海道から九州に分布し、標高が900メートルを超える山地に生息。ブナやミズナラ、シラカバなどの標高の高い地域に生える木で見られる。

頭を下にして逆さにとまる特徴がある。

森林性のセミで、市街地の公園などではまず見られない。

コエゾゼミとエゾゼミの区別

コエゾゼミとエゾゼミは似ているが、以下で区別可能。

・胸部背面(前胸背と中胸背の間辺り。イカリマーク上端辺り)に [ のような黄色い線があるが、これがコエゾゼミは両端部で切れているが、エゾゼミではつながっている。ただし、この線が切れないコエゾゼミの個体もまれにいる。

・大きさが違う。コエゾゼミは全長(翅を含めて)48〜54mm、エゾゼミは全長59〜66mm。

・九州はエゾゼミのみ分布。コエゾゼミはいない。

エゾゼミとコエゾゼミの区別
エゾゼミとコエゾゼミの区別

コエゾゼミの写真

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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。