ホシボシゴミムシ

ホシボシゴミムシ

体長11〜12mm程度のゴモクムシ亜科のゴミムシ。

頭部中央に赤斑がある。

地面を徘徊し、動物の死骸等を食べるが全くの肉食というわけではない。

というのは、ホシボシゴミムシの幼虫の正常な発育に種子食が必要であることが分かったためである*。ホシボシゴミムシの幼虫は、ナズナやハコベの種子だけで育った方が、動物質で育つよりも、羽化率が上昇することがわかった。

*https://resjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1365-2311.2009.01092.x

オオホシボシゴミムシと似ているが、本種は上翅の会合角(肩部)が角ばり、オオホシボシゴミムシは角張らないことで区別するが、その区別が難しい場合もある。

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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。