ウグイスとは?
【分類】スズメ目/ウグイス科/ウグイス属
【見かける頻度】★★★☆☆
【鳴き声】ホーホケキョ(さえずり)、ケッキョケッキョケッキョ(谷渡り)
【生息地】全国(留鳥)
【見かける頻度】★★★☆☆
【鳴き声】ホーホケキョ(さえずり)、ケッキョケッキョケッキョ(谷渡り)
【生息地】全国(留鳥)
ウグイスの特徴
くちばしと尾がやや長く、くちばしの根元から目の上うしろにかけて、薄く白い模様がある。山梨県と福岡県の県鳥。警戒心は強く、姿を見かけやすい春先でもせわしなく茂みや低木を動き回るため、じっと観察するのはまず難しい。大きさはスズメより少し大きいくらい(尾が長いため、そのように見える)で、臆病。
ウグイスのホーホケキョの意味
ホーホケキョの意味は、メスへの求愛と他のオスへの縄張り。春には山から人里まで下りてきたオスが一日に数百回以上ホーホケキョを練習して、初夏が近づく頃、ホーホケキョが上手になってメスとつがいになり山へもどって子育てをする。ホーホケキョは子育ての時期には、メスへの外敵がいないことを伝える声(「安全だよ」のメッセージ)に変わる。
ウグイスの生態・生息地
昔からメジロと間違えられてきたのは、①春を告げる鳥であることと、②色が似ているため。
ウグイスはときに、ケッキョケッキョケッキョと力強くメリハリのあるリズムで鳴くことがある。これを谷渡りと呼び、警戒音とされる。
鶯色(ウグイス色)について
鶯色(うぐいす色)は灰色がかった緑褐色。ウグイスの体色に近い。ところが、世間一般では、もっと鮮明な緑褐色(抹茶色)がウグイス色としてイメージされることが多く、実際に車両や商品、食品の形容シーンなどでもウグイス色の誤用がしばしば見られる。これは、春にウグイスの近くでよく見られ、かつ人をあまり恐れないので人の目に付きやすいメジロの色と混同されているのではないか、とされる。