タヒバリ(田雲雀)

タヒバリ(田雲雀)
2021/11/14
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タヒバリは漢字では田雲雀と書き、冬鳥。ヒバリに似ているし、名前にもヒバリとつくのだから、ヒバリの仲間であると思いがちだが、分類学的にはヒバリとは無関係で、セキレイ科の鳥である。鳥に見慣れていれば、たしかにヒバリには見えない。セキレイかツグミの仲間に見える。

田んぼにいたタヒバリの群れ
タヒバリの群れ

見かける頻度

★★☆☆☆ (山梨では見かけるのはまれ)

大きさ

全長16cm前後。

姿勢良く振り向くタヒバリ
姿勢良く振り向くタヒバリ

分布

全国(本州以南に生息、北海道は旅鳥)

分類

スズメ目セキレイ科

タヒバリがいた冬の田んぼ
タヒバリがいた冬の田んぼ

特徴・生態

セキレイ科の鳥らしく、尾を上下に振りながら交互に足を出して歩く(スズメやツグミは基本的に同時にぴょんと跳ねて歩く)。

農耕機で田起や切り返しをしていると、そのあとをたどるように田んぼで虫などをついばむ様子が見られる。そんなときはほとんど制止せず、撮影には苦労する。

虫以外にも、雑草の種子や落ち穂も採食する。

紅葉が始まる秋頃から冬あたりに全国に渡来、水田や湿地、畑地、草地などに生息する。

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スモールズー

スモールズー

中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。