ミツユビカモメ

ミツユビカモメ
2022/12/10

ミツユビカモメは足が短く、一年を通じて黒い小柄なカモメ。

世界に広く分布し、日本には越冬のために飛来する。

大きさは全長40cm前後。翼の外側が黒い。冬羽では頭の後ろ側に黒い斑紋が現れる。夏羽では真っ白。

三趾と書いてミツユビ。趾は足指のこと。

他のカモメの多くは四趾認められる(一つは後方につく小さなユビで、後趾と呼ばれる)が、ミツユビカモメは三趾のように見えるため、この名が付いた。

正確にはミツユビカモメにも四趾あるが、ひとつ(後趾)が退化してその痕跡さえ目立たなくなった。その点、他のカモメの後趾は申し訳ない程度にではあるが、爪もあり痕跡として十分認められる。

魚などを食べ、潜水して狩りをすることもある。

ミツユビカモメ
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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。