ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria)の分類
真核生物/繊毛虫門/貧膜口綱/ゾウリムシ目/ゾウリムシ科/ゾウリムシ属
単細胞生物(繊毛虫類)
ミドリゾウリムシの大きさ
長さ0.1mm
ミドリゾウリムシの生息場所
全国の池、水田、沼、河川などの淡水場所。
ミドリゾウリムシの特徴・生態
一般に知られるゾウリムシと非常に近い仲間だが、ミドリゾウリムシは細胞内にたくさんのクロレラ(300~700個)を共生させる。
細胞内共生と呼ばれ、クロレラから光合成産物を受け取ることができる上、自身も他の生き物を捕食することができるため、動物プランクトンと植物プランクトンの特徴を併せ持つ。共生であるため、クロレラ側にもメリットがあると思われる。
細胞内共生する共生クロレラが、クロレラ属ではない緑藻類である場合も多い。
一般的なゾウリムシは細長い円筒形だが、ミドリゾウリムシはゾウリムシほどは細長くなく、扁平の形をしている。