クンショウモの分類
真核生物/植物界/緑色植物亜界/緑藻植物門/緑藻綱/ヨコワミドロ目/アミミドロ科/クンショウモ属
クンショウモの大きさ
0.01mm〜0.2mm
クンショウモの生息場所・分布
湖や水田、池に分布する。
水田や池の水を底泥や藻と一緒に採って観察すると、まれに見られる。クンショウモは大きいため、スライドガラスの上に乗れば、顕微鏡の低倍率でもすぐに気がつく。
クンショウモの生態・特徴
細胞内の緑色の部分は葉緑体、光合成色素はクロロフィルa/b。
細胞壁には珪酸を多く含む。細胞の中に見える核のような丸い器官はピレノイド(核ではない)。ピレノイド周縁には光合成で作り出したデンプンが蓄積されていると言われている(デンプン鞘)。
アオミドロやイカダモと同じく、無性生殖と有性生殖の両方を行う。無性生殖では細胞分裂により2本鞭毛を持つ遊走細胞を生む。有性生殖は接合による。