コムクドリ (小椋鳥)はムクドリと一緒に行動することも多い渡り鳥。
分類
スズメ目/ムクドリ科
全長
19㎝
特徴
オス:頭から喉にかけて薄いクリーム色(黄ばんだ白)。ほっぺから首もとにかけて茶色い斑があり、これがまるで襟(えり)を立てているように見える。あるいはほっぺを赤らめているようにも見え、求愛時にメスへのアピールとなるのか。つぶらな真っ黒い瞳は見ようによっては少し不気味。
メス:頭から胸にかけて灰褐色で、ほおに茶色の斑はない。
生態
夏は日本の本州(北海道、東北、中部、まれに中国地方などの西日本)やサハリン南部で繁殖し、冬は東南アジアで越冬する渡り鳥。渡りの時期に四国な近畿などでみかけることもある。
山沿いの公園や住宅街などで見られる。雑食性で木の実や昆虫を食べる。集団で芝生などの地面に降りてエサをついばむ様子がよく見られる。ちかくにムクドリがいることもあり、どうやら一緒に行動しているようである。