テントウムシの飼い方・飼育法

テントウムシの飼い方・飼育法

テントウムシの飼い方

テントウムシはいろんな種類がいて奥が深いので、テントウムシ探しにハマる親子も結構います。よく見かけるテントウムシから、滅多に見かけないてんとう虫まで、日本のテントウの名前、生態、生息場所は下で解説しています。

テントウムシ図鑑

ここでは、そんなテントウを捕まえたらどう飼育するか、お手軽な方法を解説します。
 

飼育カゴ

①虫かご(透明プラスティック式。網タイプでないもの。小さめがおすすめ)と、キッチンのゴミ取りネット(網ネットタイプでも不織布(ふしょくふ)タイプでもいい)を用意します。

テントウムシの飼い方、捕まえ方4
ネットタイプ。口の大きさの制限で、小さな虫かごに限られる。一方、加工しないでそのまま使える利点がある。
テントウムシの飼い方、捕まえ方2
不織布タイプ。はさみで適当な大きさに切って使う。大きな虫かごにも対応可能。一方、中が見にくいという欠点がある。


②採ったテントウムシを虫かごにいれます。次に、アブラムシがたくさんついた草をどこかから(ヒントは下にあります)見つけて、草ごと入れます(よって、夏にしかできない飼育法となります)。

テントウムシの飼い方、捕まえ方2
テントウが逃げ出さないように、さっとネットをかぶせます。

③最後にゴミ取りネットを虫かごの口にかぶせた状態でフタをします。これでアブラムシも小型のテントウも虫かごから逃げ出すことなく飼育できます。

テントウムシの飼い方、捕まえ方
左にハラグロオオテントウ、右にウスキホシテントウを入れてみた。
テントウムシの飼い方、捕まえ方7
ウスキホシテントウはすごく小さなテントウだけど、ゴミ取りネットのおかげでフタの隙間から逃げることもない。


エサのアブラムシの探し方

エサはアブラムシか砂糖水(砂糖水や市販のシロップをティッシュに染み込ませたもの)を与えます。

大きさにもよりますが、テントウムシは1日20匹前後のアブラムシを食べるそうなので、アブラムシが集団で付いている草を入れてあげれば数日エサがもちます。ここでさきほどのゴミ取りネットが役立ちます。これがないと、虫かごのフタの網のすきまからアブラムシが逃げ出してしまい、飼い主の部屋の内とテントウムシのお腹の内が悲しいことになります。

アブラムシは、公園の草地に分け入らなくても、道端や空き地の雑草が生えているところにだいたいいます。ヨモギ、セイダカアワダチソウ、クローバー、ヒメジオン、カラスノエンドウ、バラの新芽、ギシギシ(葉がほうれん草に似た雑草)によくいます。葉の裏や茎に群れでいることが多いです。

テントウムシの種類とアブラムシ4
アリがいないとアブラムシもいないことが多い
アリがいるとアブラムシもいる
アリがいるとアブラムシもいる
アリがアブラムシを守っている
アリがアブラムシを守っている
種類の違うアブラムシがいる
アブラムシは茎に口針を刺して汁(師管液)を吸っている


カメノコテントウやハラグロオオテントウの場合、彼らが好むクルミハムシやクワキジラミは用意するのが難しいですが、どこにでもいるアブラムシで代用可能でした。キイロテントウなどの小型のテントウはアブラムシではなく、うどんこ病菌を食べるので、そのような病変のある葉っぱをいれればいいはずですが、これは筆者は試したことはありません。