ウバタマムシの分類
コウチュウ目/タマムシ科/ウバタマムシ属
ウバタマムシの大きさ
25〜45mm
ウバタマムシの分布
北海道〜沖縄
ウバタマムシがいる場所
松が生える森や土場(アカマツなど)、田舎の家の庭など
ウバタマムシの特徴、生態
大きめのタマムシ。
姥(うば、老女)の名のとおり、背にひろがるしわのような模様とその地味な色合いが特徴。
しかしよく見れば、銅色の金属光沢があり、やはりタマムシの特色を見せる。また、しわと言ってしまえばそれまでだが、その幾筋にも複雑に流れるような起伏は、ヤマトタマムシなどには見られるものではなく、たとえじっとしていてもそれだけで重厚感を漂わせる。背中にはうっすら黄色の斑紋も認められ、これが光の加減で現れたり消えたりする。その斑紋の配置はムツボシタマムシを想起させ、なかなか味わいの深いタマムシである。