体長20〜24mmの大型のゴミムシ。
ヒメオサムシに似るが、ヒメオサムシには点刻と条線が見られる。
オオゴミムシの写真
オオゴミムシの特徴、生態
北海道〜九州に分布。
背中(上翅や前胸背板)や頭部に黒色光沢がある。前胸背板中央に縦線のくぼみがあり、前胸背板の上翅側両サイドに明瞭なくぼみがある。
触ったり、刺激したりすると、ゴミムシ特有の匂いを発する。
肉食。夜行性で昼間は落ち葉の下などでじっとしている。夜になると地面を徘徊し、獲物を捕らえる。
オオゴミムシに噛まれると痛い
噛まれるととても痛い。
一般的にゴミムシは捕まえると牙で噛んでくるが、小型のゴミムシはそれほど痛くはない。しかし、オオゴミムシは噛まれると非常に痛い。野バラのトゲにひっかかる感じで、無理矢理離そうとすると痛みが増すので、タイミングを見て引き剥がす格好になる。噛まれた痕には血がにじむこともある。