マユタテアカネ〜顔に太眉、かわいいアカトンボ

マユタテアカネ〜顔に太眉、かわいいアカトンボ
2020/12/24
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分類

昆虫綱/トンボ目/トンボ科/アカネ亜科/アカネ属

見かける頻度

★★★☆☆

マユタテアカネの大きさ

体長30〜43mm

分布

北海道〜九州

見かける時期

6月〜12月

マユタテアカネの特徴・生態

平地〜低山地に生息。水田、用水路、湿地、沼地などに分布。

他のトンボと比べ警戒心は少なく、捕まえやすい。

マユタテアカネの名前の由来

顔に「眉毛を立てたような黒い模様」があるため、マユタテアカネという名前が付いた。

これを眉班(びはん)と呼ぶ。眉班の大きさは小さく薄いもの、濃く大きいものなど個体ごとに様々だが、オス、メスともに眉班が見られるのが特徴。

マユタテアカネのオスとメスの違い

マユタテアカネのメスはノシメトンボの翅とよく似ていて、先端に『べた塗り褐色斑』がある。オスは縁紋(えんもん)があるのみ。

ただし、メスでも翅の先端部に『べた塗り褐色斑』のない個体がいる。

未熟期はオス、メスとも黄褐色の体をしてる。成熟すると、

①オスは、体(腹部)や翅の付け根が真っ赤になる。

②メスは、体が赤くならない(ただし、メスでも腹部が赤くなる個体もいる)

マユタテアカネとノシメトンボの見分け

マユタテアカネのメスとノシメトンボは非常によく似るが、顔の『マユタテ模様』(眉毛を立てたような黒い模様)があればマユタテアカネだと容易に区別できる。

マユタテアカネとアキアカネの区別

胸部側面の模様、とくに黒帯の入り方で見分ける。アキアカネやナツアカネは黒帯が斜めに入るが、マユタテアカネには目立った黒帯がない。

また、マユタテアカネのオスの尾の先端は上に反っているが、アキアカネやナツアカネは上にそらない。

マユタテアカネ(オス)の写真

マユタテアカネ(メス)の写真

マユタテアカネ
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの『マユタテ模様』
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネ メス
マユタテアカネ メス
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真
マユタテアカネの写真

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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。