クジャクチョウ〜ゲイシャの名を持つ優雅なチョウ

クジャクチョウ〜ゲイシャの名を持つ優雅なチョウ
2021/05/15

クジャクチョウの分類

チョウ目/タテハチョウ科/タテハチョウ亜科

クジャクチョウの大きさ

前翅長 26〜32mm

クジャクチョウの特徴

翅に計4つの目玉模様があり、同じく目玉模様のあるクジャクの羽根に似る。この模様は、鳥などの捕食から身を守る効果があると言われている。

世界中に分布するゆえ亜種も多く、アジアを中心に日本にも分布するクジャクチョウは種名にgeisha の名がついた亜種。その翅の優雅な模様が芸者になぞらえられたようである。

めったに見られない場所でクジャクチョウが見られた場合、迷いチョウや天候、強風などで山から下りてきた個体である可能性が高い。

クジャクチョウの分布

本州(滋賀以北、主に山地)、北海道(平地など)。世界には広く分布(ヨーロッパからアジア、ロシアまで)。

クジャクチョウの生態

山地、森林沿いで見られる。山梨県では八ヶ岳の斜面や御坂山地沿いの里山などで見られる。ダイナミックに飛翔しつづけるため、撮影は難しい。花や果実、樹液を吸うが、止まっている時間は長くない。

幼虫の食草はハルニレ、ホップ、イラクサ科の植物など。

クジャクチョウの写真

クジャクチョウ
クジャクチョウ
クジャクチョウ(山梨県)
クジャクチョウ

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スモールズー

スモールズー

中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。