もくじ
ケンミジンコの写真
ケンミジンコの分類
カイアシ類/キクロプス目
※ミジンコという名前だが、分類としてはミジンコのグループではない。
ケンミジンコの大きさ
1~1.7mm
ケンミジンコの分布
池や田んぼ、小川にいる。目をこらせば、小さい点として見ることもできる。
「ケンミジンコの仲間」=ケンミジンコ、ソコミジンコ、ヒゲナガケンミジンコ
「ケンミジンコの仲間」には、ケンミジンコ、ソコミジンコ、ヒゲナガケンミジンコのグループがあり、第一触覚(頭部先端から伸びる一番長く太い触覚)が頭胸部を超えない(ケンミジンコ)、超える(ヒゲナガケンミジンコ)、とても短い(ソコミジンコ)で分けられる。
ケンミジンコの特徴・生態
肉食で小型のミジンコを食べることもある。
ケンミジンコには形態の似た多くの仲間がいるため、属や種まで同定するのは難しい。
オスとメスが受精して受精卵によって増える。孵化してもすぐに大人のケンミジンコの姿をしているわけではなく、ノープリウス期という幼生期を経る。
尾の付け根から左右に2つ、卵のうを付けている様子を見つけることもある。
ノープリウス幼生〜ケンミジンコの子供は親とはかけ離れた姿
ケンミジンコの子供(孵化した幼生)は親とはかけ離れた姿をしていて、これをノープリウス幼生という。ピンピン動き回る。
これはケンミジンコだけでなく、ソコミジンコ、ヒゲナガケンミジンコも成長の過程でノープリウス幼生を経る。さらに、エビ、カニなどの甲殻類もノープリウス幼生期を経る。