カミキリムシはエサが分かれば比較的飼いやすい虫です。ここでは、飼いやすいカミキリムシ7種をご紹介。
ミヤマカミキリやシロスジカミキリ、ルリボシカミキリを飼う方法

樹液を吸うカミキリムシであるミヤマカミキリやシロスジカミキリ、ルリボシカミキリは昆虫ゼリーで飼えます。カブトムシやクワガタを飼うのと一緒です。
クワカミキリやゴマダラカミキリを飼う方法

枝の樹皮や葉を食べるカミキリムシであるクワカミキリやゴマダラカミキリは、クワ、ビワ、イチジク、ナシ、ヤナギ、クリ、リンゴ、ケヤキなどの若枝や葉を入れます。あまり食べなければ、別の種の若枝を試します。はじめから何種類か混ぜておくのもいいでしょう。
※枝を食べるゆえ、農作物の木や庭木に害を与える可能性があります。そのため、農業をやっている人や庭木を大切に育ててる人にとってはこれらのカミキリムシは厄介者です。逃がすときなどは、そのあたりも配慮した方がいいかもしれません。
ハナカミキリの仲間、トラカミキリの仲間の飼い方

ハナカミキリやトラカミキリの仲間は種類も多いですが、これらは主に花の花粉や花ビラを食べます。
飼うのが難しいカミキリムシ
飼うのが難しいわけは、エサを用意するのが大変だからです。
ナガゴマフカミキリは土場の木の樹皮を食べます。そのため枯れた枝ではだめで、皮付きの太い枯れ木を虫かごの中に入れるので、枯れ木を切ったりするのが大変で、飼うのが難しいです。

また、葉脈を食べるカミキリ(リンゴカミキリなど)はエサをどれくらい食べたかわかりにくいし、葉を入れても葉脈の部分は少ないので、新鮮な葉を頻繁に入れ替えないといけず、飼いにくいです。

その習性に合わせて餌を与えるのがカミキリムシを飼うコツです。