分類
昆虫綱/トンボ目/トンボ科/アカネ亜科/アカネ属
見かける頻度
★★☆☆☆
ヒメアカネの大きさ
体長28〜38mm
分布
北海道〜九州
見かける時期
7月〜12月
ヒメアカネの特徴・生態
国内に生息する赤トンボの中で最小。ヒメという名前は小さいことから由来。寒さに強く、地域によっては12月でも見かける。
平地〜低山地に生息。水辺から離れた林や草原、湿原に生息する。
未熟な個体はオス、メスともに黄褐色の体色。
ヒメアカネとマユタテアカネの見分け
ヒメアカネとマユタテアカネは非常によく似ている。また、実際に交雑するケースもある(種間雑種)。見分け方は以下。
- ヒメアカネのオスは成熟すると顔面に青味を帯びるが、マイコアカネは青みがさらに顕著。
- ヒメアカネの方がマユタテアカネよりも小型
- ヒメアカネのメスは顔面に眉斑(びはん)がない、あるいは薄く小さい。(ヒメアカネのオスは眉斑を持たない)
ヒメアカネは絶滅危惧種種?レッドリスト
個体数は減少し、自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。たとえば千葉県や宮城県では、絶滅危惧種1類に指定されるほど深刻である