ヒメアカネ

2020/10/23

分類

昆虫綱/トンボ目/トンボ科/アカネ亜科/アカネ属

見かける頻度

★★☆☆☆

ヒメアカネの大きさ

体長28〜38mm

分布

北海道〜九州

見かける時期

7月〜12月

ヒメアカネの特徴・生態

国内に生息する赤トンボの中で最小。ヒメという名前は小さいことから由来。寒さに強く、地域によっては12月でも見かける。

平地〜低山地に生息。水辺から離れた林や草原、湿原に生息する。

未熟な個体はオス、メスともに黄褐色の体色。

ヒメアカネとマユタテアカネの見分け

ヒメアカネとマユタテアカネは非常によく似ている。また、実際に交雑するケースもある(種間雑種)。見分け方は以下。

  1. ヒメアカネのオスは成熟すると顔面に青味を帯びるが、マイコアカネは青みがさらに顕著。
  2. ヒメアカネの方がマユタテアカネよりも小型
  3. ヒメアカネのメスは顔面に眉斑(びはん)がない、あるいは薄く小さい。(ヒメアカネのオスは眉斑を持たない)

ヒメアカネは絶滅危惧種種?レッドリスト

個体数は減少し、自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。たとえば千葉県や宮城県では、絶滅危惧種1類に指定されるほど深刻である

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スモールズー

スモールズー

中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。