ニホンカワトンボ

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ニホンカワトンボ
2021/01/08

ニホンカワトンボの分類

トンボ目/イトトンボ亜目/カワトンボ科

ニホンカワトンボの見かける頻度

★★☆☆☆

ニホンカワトンボの大きさ

47~68mm

ニホンカワトンボの分布

北海道〜九州

ニホンカワトンボの成虫が見られる時期

5月〜9月

ニホンカワトンボの特徴、生態

ミヤマカワトンボよりも小型のカワトンボ科。中流域、自然豊かな地方や山沿いの清流などで見られる。

個体数は少なく、多くの都道府県でレッドデータブックに登録されている(東京都区部では『絶滅』、東京都北多摩などでは『絶滅危惧IA類』)。

未成熟のときは青緑色の金属光沢が強く、成熟すると胸回りにその金属光沢を残し、腹全体は青白っぽい粉を吹いたような感じになる(下写真)。胸部は金緑色の金属光沢が美しい。

オスで橙色タイプの翅なら縁紋は赤褐色、未成熟個体は縁紋は白色。メスで淡橙色タイプの翅なら縁紋は白。

オス、メスとも、翅の色が橙色だったり、透明だったりと地域差がある。具体的には以下。

オスの翅は3タイプある

・『橙色』タイプ・・・縁紋は赤褐色

・『淡橙色』タイプ

・『無色』タイプ

メスの翅は2タイプある

・『淡橙色』タイプ・・・縁紋は白

・『無色翅』タイプ

アサヒナカワトンボ ニホンカワトンボ 違い

縁紋で区別できる。縁紋が小さければ、アサヒナカワトンボ。細長ければニホンカワトンボ。

また、ニホンカワトンボの方が翅の中央上の『不透明部分』が顕著で大きい。

ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボの翅中央上の『不透明部分』は鮮明

ニホンカワトンボの写真

ニホンカワトンボ(ACphotoより)
ニホンカワトンボ(ACphotoより)
ニホンカワトンボ(ACphotoより)
ニホンカワトンボ(ACphotoより)
ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボ

*PhotoACより

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