虫屋の服装。ジーンズという選択について

虫屋の服装。ジーンズという選択について
2025/04/20

最近、ブヨに足を刺されて数日痛かったり、脇の下をマダニに噛まれたりと、服装大事なだと痛感しました。思えば、これまで虫取り道具とカメラにはこだわってきたけど、服装にはあまりこだわらなかったなあ・・・

本格的な登山なら服装にこだわるのだろうけど、虫採りってそこまでシビアじゃない。

だから油断しがち。「あ、半ズボンで来ちゃった」とか「今日はヤブに入るつもりなかったから半袖だ」とかありがち。

だけど、虫との出会いは一期一会。

いつも不意にやってくる『その時』を逃さないように、網や竿にこだわってきたけど、服装だって万全にしておくべきだ。

そんなことにいまさら気づき、虫取りに行くときに服装上下を考えました。

雨で『虫取りやめ。街へランチに行こう』ってこともあるので、そこそこオシャレがいい。そのまま街対応できる服装がいいな。

吸湿性は大事だけど、登山ほどは求められない。でも、長袖長ズボンは必須。素材としては薄すぎるのはなあ。上から刺してくる虫がいるから。

こんな感じで自分なりに要望事項を挙げてみて、出した結論は以下↓

上は長袖ならなんでもいいかな。夏は山も暑いので、薄手の長袖と厚手の長袖をシーズンで使い分ければいい。化繊なら吸湿性があるのでなお良しだが、何時間も山を歩くようなハード系でなければ、綿でも別に問題なさそう。ボタンで前が開くタイプでもいいし、スポって着るタイプでもいい。

では下は?ジャージが最強なの知ってるけど、街にランチにもいけるという条件をいちお保持する。ほんとはノースフェイスとかコロンビアのおシャンな長ズボンを履きたいところだが、虫採りにはなんだかもったいない。

あ・・・ジーンズ、いいんじゃね?

普段ジーンズを履く習慣がなかった筆者には、これはとてもいいアイディアに感じる(世間では当たり前かもしれないけど)。

さっそく古着屋へ、そこで3,000円くらいで売っていたジーンズを2着購入。

左は501 90’s(値札にそうあった)、右はPOLO RALPH LAUREN ジーンズ(ラルフ?いいやつじゃん!)
左の501というやつは社会の窓がボタン式でとても開けづらい。そこが難点だった

さっそく、先日長野にツジウス探しに出かけたときに、左のジーンズを履いていった。これが結構よかった!生地が厚いので、上から刺してくるやつに対して安心感がある。真夏だと少し暑いかな・・・

ということで、今年はジーンズで虫採りに行きます!

でも、下から入ってくる系のやつ(マダニ、ヒル)はジーンズでは防げないんだよなあ。その恐れがあるときは・・・しかたない、靴下にINするか・・・。でもあの姿めちゃダサいんだよな。もしそのまま街にランチに行ってしまったら、おしまいだな。

*PhotoACより

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