もくじ
セグロセキレイの分類
スズメ目/セキレイ科/セキレイ属
セグロセキレイの大きさ
21cm(体長)
セグロセキレイの分布
北海道〜九州
セグロセキレイの特徴
頭、上半身、尾っぽがすべて黒色。眼の上や腹部、収納時の羽根の下側が白色。ハクセキレイと姿が似ており、さらにハクセキレイの色の模様の個体差が大きいため、セグロセキレイと区別しにくい場合がある(セグロセキレイとハクセキレイの区別方法)。
オスの背中の黒は、メスよりも濃く、メスはやや灰色味が強い。
他のセキレイと同じく、尾をリズムよく上下に振る。
セグロセキレイとハクセキレイの見分け
ハクセキレイとセグロセキレイは体型は同じで、体色(色の模様)で区別できる。
セグロセキレイ
・頭から背にかけての黒い部分がつながっている。
・(冬)冬も黒い部分が薄くならない(ハクセキレイは冬は背中などの色が薄くなり、灰色になる)
ハクセキレイ
・頭から背にかけて黒い部分がつながっていない。
・顔のほおが白い。頭部は全体的に白い部分が多い。個体によっては、体全体がほぼ白いものもいる。
・(冬・冬羽の場合)背中の灰色の部分が目立つ。ただし夏は黒くなる。
セグロセキレイの生態
海岸沿いでも見られるが、比較的田舎、河川中流以上の河川沿いや田畑、スーパーの駐車場などで見られる。
群れは作らず、単独ないしオスメスのペアで行動する。
走行中の自動車が近づいてもギリギリまで飛び立たないことが多いため、しばしば運転手にブレーキを踏ませる。飛び立てば、その飛翔の姿は華麗。