ルイステントウ

ルイステントウ

オレンジないし赤の地色に黒色のつながった複数の紋があるのが通常紋。その黒色が大きく広がった黒四紋型や黒化型、逆に紋がほぼ消失する無紋型など多様である。

その様子はナミテントウやダンダラテントウと似ている。ダンダラテントウは紋が波の形だが、本種は波の形とはならず、あくまで個々の丸紋が結合した形となるから、区別できる。

珍しいテントウではあるが、里山などのマツの葉などをスイーピング、ビーティングすれば採れることがある。

ルイスという外国風の名前の由来は、明治期に日本に来日し、深山に分け入って次々に日本固有種の昆虫を見つけたGeorge Lewis(ジョージ・ルイス)にちなんだものと思われる。昔は未記載の生物種を命名する際、高名な学者に敬意を表して名前を入れることが多かった(これを「献名」という)。

ルイステントウ
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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。