ミズスマシ〜水面の上と下に2つずつ目を持つ絶滅危惧種

ミズスマシ〜水面の上と下に2つずつ目を持つ絶滅危惧種
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学名Gyrinus japonicus
分類コウチュウ目/ミズスマシ科
大きさ全長 6~7mm
分布北海道〜九州
特徴、生態森や公園、庭の池、淀みの多い小川などにいる。ナミミズスマシとも。水面で虫などを捕食する。

水面を円を描くようにして泳いで移動する・・・こんなに回って目が回らないの?

危険を感じると水中に潜る。目を4つ、水面を境に上下に2つずつ持ち、水の中と外を同時に見ている。

北海道から九州に分布するが、各地で個体減少が顕著で、絶滅が危惧されている県も多い。

環境省レッドリストにて絶滅危惧Ⅱ類(VU)、複数の都道府県のレッドリストにて指定されている。

ミズスマシは絶滅危惧種

ミズスマシは、以下のように、自然度の高い地域でも絶滅が危惧されている種である。生息場所が限定されるため発見しにくいという背景もあると思われる。

  • 環境省レッドリストにて絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている
  • 複数の都道府県のレッドリストにて絶滅危惧種Ⅰ種、Ⅱ種、準絶滅危惧種に指定されている
出典:日本のレッドデータ検索システム(NPO法人野生生物調査協会, NPO法人Envision環境保全事務所)
水面を俊敏に泳ぎ回るミズスマシ

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スモールズー

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中部地方・関東地方を中心に虫や鳥、魚の写真を撮っています。