体長13cm程度、海に住むスズキ目の小魚。堤防や浅い岩礁に生息する。
福島県・千葉県辺り以南から九州、沖縄諸島、小笠原諸島などにかけて広く分布する。
体色は銀色だが、光加減で紫色も放つ。
夜行性だが昼でもサビキやエサ釣りで釣れる。子どもは、カタクチイワシやヒイラギの群れの近くで群をなす。
唐揚げなどで食される。
ハタンポ科の特徴は、タイのように著しく側扁した体型(左右に平たい形)と大きな眼。ハタンポ科であるキンメモドキなど、眼の周辺に発光バクテリアを住まわせ共生発光を行う魚もいる。
ミナミハタンポとミエハタンポの見分け方・違い
似ている魚にミエハタンポがいる、見分けは以下。
臀鰭(しりびれ)軟条(なんじょう)数 | |
ミナミハタンポ | 34~41 |
ミエハタンポ | 41~45 |