マメハンミョウ〜ダンディーな柄だがとても危険。昔は毒薬の素

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マメハンミョウ〜ダンディーな柄だがとても危険。昔は毒薬の素
2020/08/07
分類:コウチュウ目/ゴミムシダマシ上科/ツチハンミョウ科
大きさ:14〜19mm
生息地:本州、四国、九州

マメハンミョウの毒

ダンディーな柄ですが、とても危険な虫です(というか、派手な虫には毒がありがちですが、、、)。この虫に誤って触ったり潰したりすると毒が出て、それに触ると皮膚がただれ、何日も治りません。水疱、水ぶくれができます。同じ仲間に、ヒメツチハンミョウやオオツチハンミョウがいますが、こちらも同様に同じ毒を持ちますので注意しましょう。

毒はとても強く、カンタリジンという物質です。むかしは毒薬(どくやく)としても使われていたとか。

「ハンミョウ」と名前が付いていますが、実際のハンミョウとは別の科です。ハンミョウ科には毒はありません。

マメハンミョウの生態

マメハンミョウは、バッタ類やイナゴなどの産卵場所の近くで産卵し、孵化した幼虫はバッタやイナゴの卵を食べて育ちます。成虫は様々な植物の葉などを食べます。

マメハンミョウ(山梨県韮崎市)
マメハンミョウ(山梨県韮崎市)
マメハンミョウ(山梨県韮崎市)
マメハンミョウ(山梨県韮崎市)
マメハンミョウ(山梨県韮崎市)
マメハンミョウ(山梨県韮崎市)

*PhotoACより

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