クリサキテントウの分類
テントウムシ科
クリサキテントウの分布
本州・四国・九州・沖縄
クリサキテントウの特徴、生態
マツの混じる林や林縁などで見られる。
ナミテントウは多種のアブラムシを食べるのに対し、クリサキテントウは松にいるマツオオアブラムシだけを食べるとされる。ただし、マツには他にも微少の節足動物(マツホソアブラムシなど)が生息しているため、クリサキテントウがそれらを捕食しないのか、エサの指向性や生態についてまだ不明な部分もある。
クリサキテントウとナミテントウの区別、見分け方
クリサキテントウはナミテントウに似る。区別は難しいが、区別しやすい斑紋タイプもいる(たとえば、『黄色の地色に黒い斑紋』タイプは区別しやすい)。
お尻が丸いのがナミテントウ、お尻がとがっているのがクリサキテントウ。
お尻にひだ部分があれば、クリサキテントウではない(ただし、ひだ部分がないからといって、クリサキテントウとは限らない)。
クリサキテントウの斑紋
おもに4つのタイプがいる。
- 四紋型(黒地に赤班4つ)
- 二紋型(黒地に赤班2つ)
- まだら型(黒地に多数の赤班。ないし、黄色地に多数の黒班)
- 紅型(赤)