イタヤハマキチョッキリ

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イタヤハマキチョッキリ
2021/05/17

イタヤハマキチョッキリの分類

コウチュウ目/チョッキリゾウムシ科

or

コウチュウ目/オトシブミ科

イタヤハマキチョッキリの分布

北海道~九州

イタヤハマキチョッキリの大きさ、全長

7mm程度

イタヤハマキチョッキリの特徴、生態

イタヤカエデなどのカエデ類につき、葉を巻いてその中に卵を産む。

若葉の葉脈に切りこみを入れておき葉がしおれてるのを待って、器用に巻き上げる。

チョッキリとオトシブミは同じオトシブミ科?

姿も似ているし、葉を巻き上げる生態も似ているため、以前はチョッキリとオトシブミは同じ科とされ、チョッキリはオトシブミ科の中の亜科として分類されてきた。最近、DNA系統解析によって進化系統距離が遠いことがわかり、オトシブミ科から独立させてチョッキリゾウムシ科とする研究例も増えてきた。

図鑑に記載された分類を見ると、チョッキリゾウムシ科と記載するものはまだ少ない印象を受ける。

イタヤハマキチョッキリの写真

イタヤハマキチョッキリとファウストハマキチョッキリとモモチョッキリの区別

イタヤハマキチョッキリ

体長7mm程度。口吻が長い。オスは前胸にトゲが計2本、前向きに生えている。イタヤカエデを好む。

背面は金赤紫色に輝く。脚は青藍色。

ファウストハマキチョッキリ

体長4mm程度。口吻が短い。触角のつけ根が上へ少し盛り上がっている。コナラ、ミズナラ、カエデ、ブナ、サクラなどの葉にいる。背面は赤紫色に輝き、イタヤハマキチョッキリよりも光沢は強い。脚は青藍色。オスのトゲは小さく、目立たない。

モモチョッキリ

体長8~10mm。口吻が長く、体も大きい。果実(桃やナシ)にいる。

*PhotoACより

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