ハラグロオオテントウ〜日本最大のテントウ

ハラグロオオテントウ〜日本最大のテントウ
2020/08/20

日本最大のテントウムシのひとつ。近年、温暖化で分布域が北上している可能性があり、関東地方北部などこれまで見られなかった地域でも見つかる可能性があります。

ハラグロオオテントウの分類

コウチュウ目/テントウムシ科/テントウムシ亜科/テントウムシ族/ハラグロオオテントウ

ハラグロオオテントウ
手のひらのハラグロオオテントウ

ハラグロオオテントウのサイズ

12mm程度。日本最大のてんとう虫の一つとされます。

ハラグロオオテントウの大きさ

ハラグロオオテントウの生息地域

本州〜九州

ハラグロオオテントウの見かける頻度

★☆☆☆☆

ハラグロオオテントウの生態・特徴

本州から九州まで広く分布していますが、なかなか見かけることがない珍しいテントウです。田舎の5メートル以上の大きな桑の木を5月〜6月頃に探すと見つけやすいです。

日本最大のテントウ

個体差もありますが、山梨県で複数測定した結果、ハラグロオオテントウの方がカメノコテントウよりも少し大きいと思われます。日本最大のテントウムシです。

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カメノコテントウ(左)とハラグロオオテントウ(右)
カメノコテントウ(左)とハラグロオオテントウ(右)
オオテントウとカメノコテントウの大きさ比較
オオテントウとカメノコテントウの比較
ハラグロオオテントウの大きさ
ハラグロオオテントウの大きさ

ハラグロオオテントウ、温暖化で北上?

ハラグロオオテントウの発見例がこれまでほぼなかった千葉県で2019年に相次いで見つかったと報道されました。県内での発見が2例増えて3例となり、温暖化の影響で生息域が北上している可能性がある、という内容の報道でした(千葉日報)。

ただ、ハラグロオオテントウは千葉よりも寒い地域(山梨県韮崎市など)でももともと生息しており、単に温暖化が原因とは言えないかもしれません。また、2例では増加傾向と判断するにはデータが不足しています。

ハラグロオオテントウという名前について

裏返せばたしかにお腹は黒い。それが名前の由来と推測される。しかし他のテントウもお腹は黒い。取り立てて名前に取り入れる特徴なのだろうか、と思ってしまうのは筆者だけでしょうか。

大きな桑の木にいて、クワキジラミを食べる

桑の木のクワキジラミの幼虫を食べます。クワキジラミは体に綿毛みたいな飾りをカモフラージュ、擬態のためにつけていて、一見すると虫には到底見えない虫です(下写真)。エサとして与えるなら、道端によくいるような小さめのアブラムシもよく食べる。

ハラグロオオテントウのエサのクワキジラミ
ハラグロオオテントウのエサのクワキジラミ

ハラグロオオテントウの写真

ハラグロオオテントウ
ハラグロオオテントウの交尾
指のハラグロオオテントウ
指先にのせたハラグロオオテントウ
ハラグロオオテントウを上から
ハラグロオオテントウを上から
ハラグロオオテントウの顔
ハラグロオオテントウの顔
桑の枝にいるハラグロオオテントウ
桑の枝にいるハラグロオオテントウ
ハラグロオオテントウとカメノコテントウ
ハラグロオオテントウやカメノコテントウ、ナミテントウ
ハラグロオオテントウとカメノコテントウ
ハラグロオオテントウやカメノコテントウたち

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