ハクセキレイの分類
スズメ目/セキレイ科/セキレイ属
ハクセキレイの大きさ
21cm(体長)
ハクセキレイの分布
北海道〜九州
ハクセキレイの生態・特徴
かつては北海道や青森などで繁殖が観察されるだけでしたが、現在は本州、四国、九州へと繁殖地域を広げ、身近な鳥となりました。川沿いや水田、公園、道路などでよく見かけ、虫やパンくずなどを食べます。
飛び方は、ムクドリのようにずっと翼をパタパタさせるわけではなく、どちらかというとヒヨドリのように必要最低限に翼を開き、省エネ飛行。
尾羽は長く、歩いているとき、止まっているとき、飛行中にと、尾羽を上下にせわしなく振るのが特徴です。これは、他のセキレイ(セグロセキレイ、キセキレイなど)にも同様に見られます。
ハクセキレイとセグロセキレイの見分け
ハクセキレイとセグロセキレイは体型は同じで、体色(色の模様)で区別できる。
ハクセキレイ
・頭から背にかけて黒い部分がつながっていない。
・顔のほおが白い。頭部は全体的に白い部分が多い。個体によっては、体全体がほぼ白いものもいる。
・(冬・冬羽の場合)背中の灰色の部分が目立つ。ただし夏は黒くなる。
セグロセキレイ
・頭から背にかけての黒い部分がつながっている。
・(冬)冬も黒い部分が薄くならない(ハクセキレイは冬は背中などの色が薄くなり、灰色になる)