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モモグロハナカミキリ

モモグロハナカミキリ

★★★☆☆

モモグロハナカミキリは、日本の山地に生息するハナカミキリ亜科のカミキリムシ。珍しく、草の根を宿主とする。

都道府県にて絶滅危惧種に指定されているケースが多い。

  • 千葉:絶滅危惧Ⅰ類
  • 三重:絶滅危惧ⅠA類 (CR)
  • 高知:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
ヤマブキショウマの葉の上で休んでいるモモグロハナカミキリ

クロルリハナカミキリの生態情報

学名Toxotinus reini
分類カミキリムシ科/ハナカミキリ亜科
大きさ体長7~16mm
分布北海道、本州、四国、九州
成虫が見られる時期5~8月
特徴、生態ハナカミキリ亜科だが、花に集まらない。つまり、花粉や蜜が餌ではない。成虫はショウマの葉を食べるという。

上翅の模様に個体差や変異が多い。

ヤマブキショウマの葉の上で休んでいる姿がよく見つかる。筆者の場合もそうだった。

宿主や生態はよく分かっていなかったが、トリアシショウマ、チダケサシ等のユキノシタ科チダケサシ属の多年草を宿主とし、幼虫はその根茎を食べると報告された。土の中を動き回り、根を食べる。

いずれも太い根茎を持つ宿根草(しゅっこんそう)、冬に地上部が枯れても根茎が生き残り、春に芽吹いて地上部をのばす植物である。他にも同属ないし同科の未知の宿主があると思われる。

森の生木から枯れ木、枯れ枝まで、どんな植物もあまねく宿主としてきたカミキリムシ科にあって、「根茎」を宿主とする種がいるのも自然なことである。根を宿主とするカミキリムシと、木を宿主とするカミキリムシでは、どちらがより原始的なのかは気になる。

*PhotoACより

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