目元が黒いため、なんだかチョイ悪な印象があるアオジ(オス)。でも、うっすら黄色味がかった小さな体がかわいらしい野鳥です。
アオジの分類
スズメ目/ホオジロ科/ホオジロ属
アオジの大きさ
14〜16cm(全長)
アオジの分布
北海道〜九州
アオジの特徴・生態
種子や虫を食べる。茂みや枝の間にいることが多く、見つけにくい。
季節で低山や平野を移動し、北海道では夏鳥、関東や関西の平地では冬鳥となる。たとえば山梨県の冬なら、笛吹川沿いや武田神社でもよく見かける。
名前の由来であるアオは、オスの頭部が緑色であるため(青信号と同じで、アオは昔は緑色も含んだ)。しかしどちらかというとお腹の黄色の方が目立つ。
細い声でゆっくりとさえずるが、これがホオジロやカシラダカに似ている。かぶせるように(重ねるように)ピピーピピ、と鳴く。また警戒するときは、チー、チッ、などと鋭く鳴く。