学名 | Siganus fuscescens | ||
分類 | スズキ目/ニザダイ亜目/アイゴ科 | ||
大きさ | 〜50cm(全長) | ||
分布 | 世界の熱帯・温帯海域に広く分布。本州以南、太平洋、西太平洋、地中海東部、オーストラリア北部の沿岸など | ||
特徴、生態 | 素手で持ってはいけない。背びれ、胸びれ、尻びれ(肛門の後方にあるひれ)に毒腺を有する鋭い棘(トゲ)をもつためである。刺されると、数時間ひどく傷む。指された場合、40℃以上のなるべく熱めの湯で患部を温めると、毒のたんぱく質が壊れて痛みが和らぐ。 毒のあるヒレはハサミなどで切り取れば安全に扱える。刺身でも食される美味しい白身魚である。ただし、捕獲後アンモニア臭など臭みが出るのが速いので、素早い下処理が必要となる(内臓やエラの処理)。 地域により多くの異名をもつ。バリ(中国地方・九州)、アイ・シブカミ(和歌山県)、モアイ(広島県)、バリゴ(九州)など。 |