分類
昆虫綱/トンボ目/カワトンボ科/アオハダトンボ属
見かける頻度
★★★☆☆
アオハダトンボの大きさ
体長55mm前後
見かける時期
5〜10月
分布
本州・四国・九州
アオハダトンボの特徴・生態
中型のとんぼ。
黒色の翅に明瞭な筋模様が浮き立つ。胴体は金属光沢を帯びた緑色。本州から九州にかけて水辺でよくみかける。
アオハダトンボとハグロトンボの見分け方
同じアオハダトンボ属のハグロトンボと非常によく似ているが、区別方法は以下。
- アオハダトンボの方が翅が太く、湾曲している。ハグロトンボの方が細い。
- アオハダトンボの方がひとまわり小さい(アオハダトンボは体長55mm前後で、ハグロトンボは63mm前後)。
- アオハダトンボのメスの翅の先端に白い「偽縁紋」がある(下の写真)が、ハグロトンボの雌には白い「偽縁紋」はない。
アオハダトンボは準絶滅危惧(NT)
アオハダトンボは環境省レッドリストや各自治体のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されている。主に里山の、水生植物が茂る清流沿いに生息するため、そのような環境が減少したことが生息数の減少につながったと思われる。