マヒワ

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マヒワ

マガモ、マダイ、マダコと同じ感じで真性ヒワ?昔は愛玩用として飼育され、身近な鳥だった。でも、そもそもヒワって?

ヒワとは?

ヒワ亜科というスズメ目アトリ科の鳥のグループのこと。ヒワ亜科は南極・オーストラリアを除く全世界に分布し、主に種子を食べるためにくちばしが太く頑丈なのが特徴。

和名、ヒワは漢字では『鶸』と書き、古くから愛玩鳥として飼育された。「弱い鳥」と書いて鶸、飼育中に死ぬことが多かったため、この名が充てられたという。

平安時代からマヒワは「ヒワ」と呼ばれて親しまれてきた。マヒワとよばれるようになったのは江戸時代に入ってからで、同じくカワラヒワ属のカワラヒワなどの鳥と区別するためだったとされる。

マヒワとは

マヒワの分類

スズメ目/アトリ科/カワラヒワ属

マヒワの大きさ

全長12〜13cm。スズメより一回り小さい。

マヒワの分布

日本全国(冬鳥)。北欧から中東(エジプトなど)、中国など広く世界に分布。

マヒワの生態

森林や山地、低山地、草地、平野で見られる。木の高いところでしきりに木の実を食べていることが多い。しかし、個々がこまめに周囲を警戒する。植物食。食べる種子は、マツ類の種子、ダケカンバ・ハンノキなどの種子や芽、ヨモギ、タンポポの種など。

木の高いところにいる習性のため、マヒワの撮影は首が疲れる。

群を作って木々を移動する。シジュウカラのような混群になることは少ないようである。

マヒワの特徴

アオジに似ていて、体が淡い黄色。

オスの頭頂部は黒色でちょんまげのよう。オスの方が体の黄色は鮮やか。幼鳥は黄色みはほとんどなく、白黒に近い。

マヒワの写真

*PhotoACより

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