伊豆、戸田港でソウダガツオが簡単に釣れる!

伊豆、戸田港でソウダガツオが簡単に釣れる!
2025/08/09

伊豆の戸田港でソウダガツオが簡単に釣れるそうなので、8月に行ってみた。

中部横断道を走っていると、120年に一度の孟宗竹の竹枯れとケヤキの(おそらく)アメリカシトヒトリによる食害が共演。これはこれで貴重な風景なのだろう。

戸田港に到着、早速カゴ釣りを開始。ハリスは3号。ウキ、おもりは10号。遠投竿を使ったが、遠投はせず。すると、3投目で釣れてしまった。ほんとに簡単に釣れてしまう。

これはマルソウダの方だ。

ソウダガツオはすぐに処理しないとヒスタミン中毒になる。命に感謝したら、エラと内蔵を取り、血抜きをして、ジップロックに入れ、氷が入ったクーラーボックスへ。この作業を5分以内に行ったイメージ。これで、アニサキスにさえ注意すれば刺身でいただけそうだ。

昼食は、の一食堂へ。

海鮮丼とエビ塩焼きとこらっサイダーをいただいた。エビ焼きは本エビと書いてあり、店員さんに聞くと、地元で採れるヒゲナガエビというエビらしい。これが香ばしくてミソの部分に独特の風味があって美味しかった。

お腹を満たして、午後も釣り継続。ソウダは一匹で十分なので、次は小さな針に変えて、足下でリリース前提の「合わせ釣り」を開始。すぐにメジナが釣れた。小さいが引きは十分に楽しめる。合わせがうまくなったのか、撒き餌効果で魚が集まってきたのか、次々釣れるようになる。

ふと隣を見ると、サビキをやっていた釣り人が赤くて青い斑点模様のあるきれいな魚を釣っていた。近づいて声をかけ、写真を撮らせてもらった。美しい魚!

その場でiPhoneの機能で調べると「ユカタハタ」という魚らしい。刺身、煮付けなどでおいしく食べられるそうだ。こんなカラフルな魚がいるなんて、伊豆は南国だ。

夕方になると、合わせ釣りで釣れる魚はクロホシイシモチに変わった。

暗くなる前に・・・虫も探そう。やはり虫屋は山に足が向いてしまう・・・伊豆にはどんな虫がいるんだろう。どんなカミキリムシがいるんだろう・・・ワクワク♪

さすがに時間が足りず、カミキリムシを見つけることはできなかった。車に乗り込もうとすると、近くを大きなオニヤンマが横切ったので、すかさず網を振る。捕まえた!大きさは95mmほど。まあまあ大きな個体だ。

御浜岬のペンションに一泊して次の日は浮島海岸へ。泳いでくぐれる洞窟トンネルを目当てに行ってみたが、この日は波が強いということでその場所は遊泳禁止になっていた。しかし、シュノーケリングでいろいろな魚や貝を見ることができて大感激。

お昼は田子漁港の「おさかな食堂」でマグロ丼をいただく。

食べ終わって、その隣の伊豆漁協田子支所に何気なく入ってみると、いろいろな魚の干物が売っていた。お店の人におすすめを教えたもらいながら(すごく親切に時間をかけて教えてくれた!)、アオアジ、マイカ、イサキの干物を購入。「本当はここで揚がるムロアジの干物が脂がのっていて美味しいんだよ」と店員さん。しかし、人気とあって、この日はもう売り切れていた。残念!

ソウダガツオを釣る旅は、盛りだくさんになった。伊豆に行くと、どうしても盛りだくさんになる笑。やっぱ、海のある県はいいな!

帰宅後、さっそくソウダガツオをさばいて、刺身と焼きでいただいた。ソウダは血合いが多く特有の風味があるため、好みが分かれると言われるけど・・・

私は刺身も焼きも旨味の多い非常に美味しい魚だと思いましたよ!

*PhotoACより

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