白い花を咲かすシロバナタンポポは日本在来種。中国地方以西では、セイヨウタンポポなどの外来種が侵入する前はシロバナタンポポが多く分布していた。
分布
日本列島の西側ほど多くなる。分布は、関東以西の本州から四国、九州。ただし、北海道でも確認例がある。
花が咲く時期
2月〜5月
特徴
四国や九州では比較的よく見かける種。
ひとつの花が作る綿毛の数(舌状花、ぜつじょうか)が他のタンポポに比べて少ない。
カンサイタンポポとケイリンシロタンポポが交雑してできた種であることが分かっている。他の在来種のタンポポと異なり、5倍体で単為生殖する。