分類:ペリカン目/サギ科/ミゾゴイ属
分布:本州以南(本州・四国・九州・沖縄など)
大きさ:50㎝
鳴き声:「プォー、プォー」
分布:本州以南(本州・四国・九州・沖縄など)
大きさ:50㎝
鳴き声:「プォー、プォー」
首あたりから上は赤褐色、首より下は褐色の全体的に地味な鳥です(成鳥)。喉元や胸元は白っぽい色をしていて、冠羽があります。
もくじ
ミゾゴイは絶滅危惧種。環境省レッドリスト2020で絶滅危惧Ⅱ類


ミゾゴイは絶滅危惧種です。環境省レッドリスト2020のカテゴリーは、絶滅危惧Ⅱ類。推定個体数は世界で1000羽以下、これは同じく絶滅危惧種のヤンバルクイナ(1500〜2000羽)、タンチョウ(2200)よりも少ない数です。
日本で繁殖し、冬になるとフィリピンなど南方へ渡る渡鳥です(一部の個体は日本で冬を越すと見られています)。
夜行性か昼行性かさえ、まだはっきり分かっておらず(おそらく昼行性)、森の奥深くに生息するため生態も詳しく分かっていません。
ときどき都会に現れることがあり、最近だと浜松城や新宿駅に現れてニュースになりました。渡りの途中に舞い降りたのでしょうか?あるいは、そこで暮らそうと思ったのでしょうか?(下のツイート引用は新宿駅での発見の様子)。
君なんでここにいるの? pic.twitter.com/h55xfVtT90
— 枯蛇 アイプチで目が小さくなる人 (@rukikikikiki) May 14, 2020
似た仲間にズグロミゾゴイがいますが、こちらは日本に広く分布するミゾゴイと異なり、石垣島・黒島・西表島に生息します。
ミゾゴイの幼鳥・成鳥、オス・メスの違い
幼鳥は成鳥よりも黒色が強く、翼や頭部は白黒のまだら模様があります。オスとメスで大きな違いはなく、一目で区別することは難しいようです。
ミゾゴイの写真



