イワガラミ

イワガラミ
2025/05/10

イワガラミはアジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本。

クズやフジのように際限なく庭や建物を覆うことはなく、控えめに伸びて繁茂しないため、良い庭木となる。

種類落葉つる性木本
分類アジサイ科/イワガラミ属
高さ〜15m
分布北海道、本州、四国、九州
学名Hydrangea hydrangeoides
別名
生態

特徴
日本在来種で富士山周辺でよく見られる。ガクアジサイに似た花をつける。岩絡みと書くとおり、岩や樹木に付着根で付いて這い上がる。

ツルアジサイと姿や生態が似るために、同じ地域で見られることが多い。見分け方は、ツルアジサイは白いガクが4枚で、イワガラミは白いガクが1枚。

5〜7月に花が咲き、9〜10月に実をつける。

春の枝から出たばかりの若芽は食用となり、軽く茹でて和え物や酢の物にしたり、天ぷらにして食される。
イワガラミ(山梨県富士山麓にて)
イワガラミ(山梨県 大菩薩峠への林道にて)
大木を這い上がって花を咲かせるイワガラミ(山梨県日川林道)

*PhotoACより

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