スズメの生息域・分布
全国
スズメの特徴・生態
公園、市街地、都市部、山村、里山など広く分布するが、人がいなければやがてスズメもいなくなる。集落が続いていたときはスズメもいたが、人がいなくなった集落ではスズメもすぐにいなくなると言われる。これは、スズメが人の生活で出る食べ物をエサとしている点や繁殖で屋根瓦を使う点、また、人のそばで暮らすことでカラスや蛇などの天敵に襲われるリスクを減らしている点など、スズメの生態が人の暮らしと深く関係しているためと考えられる。人が築いた里山環境に適応した生物種は多いが、ここまで直接に人の暮らしに根ざした生物種も珍しい。
冬には羽毛を膨らませて体を保温する。このために、夏と比べると冬は体が大きくなったように感じる人も多い。四季を通して様々な表情を見せ、身近に観察できる小鳥でもあるため、スズメファンは多い。
スズメの丸焼きなど食用としても用いられてきた。一時期は中国などから食用でスズメが国内に輸入されたが、今は鳥インフルエンザ対策のためほとんど輸入されてない。
スズメの大きさ
14〜15cm(全長)
スズメの分類
スズメ目/スズメ科/スズメ属