もくじ
アナベナ属(藍藻の一種)の分類
真正細菌/藍色細菌門/藍色綱/ネンジュモ目/ネンジュモ科/アナベナ属
アナベナ属(藍藻の一種)の大きさ
0.005〜0.01mm
アナベナ属(藍藻の一種)の分布
栄養の高い湖沼など
アナベナ属(藍藻の一種)の特徴、生態
ミクロキスティスなどと共に、夏場に湖などで大量発生して湖面を青くする現象「アオコ」を引き起こすことがある。
アナベナ属の中にはアナトキシンなど神経毒を生成するものもいて、この水を摂取した家畜などに障害がでる事例がある。なお、アナトキシンの科学構造はコカインに似ていることが分かっている。
ネンジュモに見られる休眠胞子(アキネート)、栄養細胞(トリコーム)、異質細胞(ヘテロシスト)
アナベナ属を含むネンジュモの仲間には、大きめで透明な細胞がみられる。これは『休眠胞子(アキネート)』といい、湖沼が乾いたりして環境が変わったときでも生命を維持することができる種のような細胞。
いくつも連なる緑色の細胞は『栄養細胞(トリコーム)』は栄養を生成、貯蔵する。
休眠胞子ほどは大きくないが、栄養細胞(トリコーム)とは異なる大きさの細胞は『異質細胞(ヘテロシスト)』で、空気中の窒素固定を行う役目を持つ。
アナベナ属(藍藻の一種)の写真
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